サウナ必需品がなくたってイイじゃない!
サウナ室に入ると、これが銭湯サウナとしてはかなりの広さ。2段のベンチはそれぞれ5人ほど座れるくらいの長さがあって,他に人がいなければ、ダラ〜ッと寝ることもできちゃう。
温度は90度チョイ。それで湿度もまぁまぁある感じなのよ。カラカラ感がなかったから。
「あ〜こりゃいいなぁ〜」
なんて改めて思いつつ、やっと気付いた。
まずテレビがない。オレ、サウナのテレビって大好きなんだけど、なきゃないで別にそれもそれでしょうがない。でもまぁテレビのないサウナ室はちょくちょくありますよ。ビックリすることじゃない。
しかし、ここのサウナ室は時計もなかった!
あの文字盤のある時計がないってことじゃないすよ。砂時計すらないッ!!
おそらくちょっと前まではあったんだろう、砂時計を上下反転させる台みたいなヤツはついてるんで、壊れたかなんかしてなくなっちゃったんだろう。
あ〜ひょっとして砂時計すらないサウナはオレ、日本では初めての体験かもしれない。
いつも自分としては「時計など気にせず、自分の体が暖まったと感じたら出るのが一番」なんてエラソーに思ってはいるんだけど、でもなんだかんだいって時計があると時計を気にしちゃうんだよね。
出ようと思っても、時計みたら8分しか経ってなかったりすると、あ〜せいぜい10分はいないと、とか。
ところがハナっからないんだから時計。気にしたくっても気にしようがない! これもなんかよかったなァ〜。
でも2セット目からサウナ室の外の壁に時計がかかってるの発見してね。サウナ室の中からその時計は見えないんだけど、入る前に時間見て、自分で「よしッ暖まった!」て思って出るまで何分か計ってみたの。
そしたらちょっど10分前後だった。3回目も計らってたらやっばり約10分。人間の体って、よくできてるもんなんすね。
でも、この砂時計すらないっていうサウナに入り続けてると、時計を気にするクセというか習性がなくなるかもしれない! 時計のしがらみから脱却したい! って人にも特にオススメである。とかいって、今頃、新しい砂時計が設置されてるかもしれないけど。
そして水風呂だ!