今アメリカで一番人気のファストフードチェーンがどこかご存知だろうか?
マクドナルド?ケンタッキーフライドチキン?バーガーキング??どれも違う。
答えは「Chick-fil-A(チックフィレイ)」である。
ハンバーグではなく、揚げたチキンの胸肉をサンドした「チックフィレイサンドイッチ」が有名な日本未上陸のファストフード店。
「ACSI(American Customer Satisfaction Index)」が実施している調査で3年連続「アメリカで愛されているファストフードチェーン」で1位を獲得している。
一見普通のファストフード店。なぜここまで人々に愛されるブランドになっているのだろうか?
Chick-fil-A(チックフィレイ)とは?
1946年、創業者であるSamuel Truett Cathy氏が「Dwarf Grill」という名前のダイナーをジョージア州にオープンしたのがチックフィレイの始まりである。
それから3年後の1967年に、「チックフィレイ」という名前でレストランをオープンし、今では全米に2,000以上の店舗を展開する巨大ファストフードチェーンとなった。
ちなみに、店名「Chick-fil-A」の「fil-A」には、「ヒレ肉」という意味を持つ「fillet(フィレ)」という単語をもじっただけでなく、「グレードA」という意味も込められている。
チックフィレイの看板商品「チックフィレイサンドイッチ」は、揚げた鶏肉とピクルスをサンドした、ジューシーでふっくらしたチキンが特徴のサンドイッチである。(約500円)
「Franchise Times」によると、チックフィレイは最も急速に成長しているファーストフードフランチャイズの1つであり、同社の売上は2017年に10億ドル増加して90億ドルとなり、アメリカの人気ファストフードチェーンである「chipotle(チポトレ)」と「KFC」を合わせたものよりも大きくなっている。