スマホでお絵描きをしたり、手帳代わりに使っている人は、「手書き入力をしてみたい!」と考えたことがあるだろう。画面をタッチ操作するiPhoneなら、「スタイラスペン(タッチペン)」を使うだけで手書き入力ができる。そこで、どんなスタイラスペンが良いのか、そして手書き入力をする方法をご紹介しよう。
iPhoneでおすすめのスタイラスペンは? 『Apple Pencil(アップルペンシル)』は対応している?
iPhoneでも手書きのペン入力ができれば、スマホの使い道は広がる。ここでは、iPhoneでおすすめのスタイラスペンや、アップル純正の『Apple Pencil』がiPhoneに対応しているかどうかについて言及しよう。
使い方がいろいろある! iPhoneでも『Apple Pencil(アップルペンシル)』は使えるの?
Apple製品に詳しい人なら、スタイラスペンと聞くと『Apple Pencil』を思い浮かべるのではないだろうか。『Apple Pencil』は、iPadシリーズで使えるApple製のスタイラスペンで、筆圧や傾き検知による表現の豊かさも含めて書き心地がよいのが特徴だ。
しかし、『Apple Pencil』は現在のところiPadシリーズには対応しているが、iPhoneには非対応だ。
最新のiPhone 11でも『Apple Pencil(アップルペンシル)』には対応せず
2019年モデルのiPhone 11/11 Proが発売されたが、現時点では『Apple Pencil』は、iPhoneで使えない。
【参考】Apple Pencilに対応した廉価版iPadを1週間使ってわかった○と×
『Apple Pencil(アップルペンシル)』の充電だけならiPhoneでもOK
第1世代の『Apple Pencil』は、本体のLightning端子から充電する。そのため、iPhoneに接続すれば、充電はできる。入力機器として使えないが、iPhoneとiPadを両方使う場合は緊急時の充電方法として役立つ。
iPhoneでペン入力をするにはどうすればいい?
『Apple Pencil』はiPhoneに対応していないが、市販のスタイラスペンならiPhoneでも問題なく使える。ペン先が単純なゴム製のタイプ、充電式で筆圧などを検知するタイプ、Bluetooth接続して、タッチの精度が高めるタイプなど、様々なスタイラスペンがある。Bluetooth接続するタイプは、最初に接続設定が必要だ。
【参考】ペアリング不要!AndroidとiOSに対応したワコムの極細スタイラスペン『Bamboo Tip』
iPhoneの「メモ」アプリは手書きのペン入力にも対応
iPhoneの「メモ」アプリは手書き入力にも対応している。マークアップツールのアイコン(ペンのアイコン)をタップすると、手書き入力モードに切り替わる。色やペンタイプを切り替えて、様々なテイストの手書き入力ができる。
iPhoneにはどんなスタイラスペンがおすすめ?
iPhoneは、iPadなどと比べると画面が小さいので、ちょっとしたメモなど、気軽に利用する場面が多くなりやすい。それなら安価でシンプルなスタイラスペンがおすすめだ。
スタイラスペンはiPhoneのタッチ操作の代用にもなる
スタイラスペンは、手書き入力に使うのはもちろんのこと、アイコンやメニュー項目のタッチなどiPhoneの操作全般にも使える。スタイラスペンを使ってiPhoneを操作すると、手指による画面の皮脂汚れを抑えられるメリットがある。画面のギラギラが気になる人は、試してみてほしい。
100均のスタイラスペンもiPhoneで使える
スマホ向けのスタイラスペンは100円ショップでも売られている。メモやタッチ操作程度なら問題なく使えるので、持った感触や操作性など、使い心地で自分に合うものを選ぼう。
iPhoneをペンタブ化! スタイラスペンでお絵描きしてみよう
パソコンを使って本格的なイラスト制作をする場合、ペンタブレットと呼ばれるデバイスを使うことがある。高性能なものはそれなりの価格となり、初心者はなかなか手を出しづらいアイテムだ。
iPhoneやiPadは、そのペンタブレットとパソコンが合体したような構成のため、あとはスタイラスペンさえあれば、絵を描ける環境が整ってしまう。最近は、お絵描きアプリも充実してきているので、初心者にはiPhoneやiPadにスタイラスペンを組み合わせるのもおすすめだ。
スタイラスペンを使えばiPhoneでも本格的なイラストが描ける
iPadと比べるとiPhoneは画面が小さいため、描きたい部分を拡大しつつ、スタイラスペンを使えば、細かいディティールも描きやすいのでおすすめだ。
本格的にiPhoneをペンタブ化するならBluetooth接続タイプがおすすめ
Bluetooth接続タイプのスタイラスペンは、筆圧や傾きを検知して、手書きの書き味を再現している。紙に書いたような仕上がりに近づけるなら、Bluetooth接続タイプのスタイラスペンを選ぼう。
自作のスタイラスペンでもiPhoneでお絵描きできる
書き心地を追求するだけなら、スタイラスペンを自作してしまう方法もある。作り方は簡単で、電気を通す素材のものを使うだけだ。例えばアルミホイルを丸めてペンの形状にしたり、ボールペンをアルミホイルで覆ってしまったりするだけでも、スタイラスペンになる。もし市販のペンで使いやすいものがなかった場合は、100円ショップなどで材料を集めて自分好みのスタイラスペンを制作するのもの1つの手だ。
極細~極太まで! iPhoneで自作のスタイラスペンを使う理由
アプリゲームを快適にプレイするために、スタイラスペン自作する人も多い。市販のものを買う前に、どの太さのペン先が、自分のプレイに適しているかも探りやすい。
初心者には極細で充電式のAbidaのタッチペンがおすすめ
初心者におすすめなのは、ペン先が極細で、狙った場所を正確にタッチできるAbidaのタッチペンだ。日本製カーボンナノファイバーペン先を採用しており、鉛筆で紙に書いているような自然な感覚で使用でき、直感的に扱える。
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使い方カンタン! 電源を入れるだけで使えるAbidaのタッチペン
Abida『タッチペン 極細』
Abidaは電源を入れるだけで使えて、設定等は不要だ。また、バッテリーも大容量で1回のフル充電で約12時間連続で使えるうえに、120時間スタンバイもできる。5分間で自動的にオフになるので切り忘れる心配もない。USB充電方式なので、PCやモバイルバッテリーなどと繋いで、充電しながら長時間使える。
Abidaは八角グリップを採用し、重さも17gとバランスの良い重量がポイント。握りやすく滑りにくい工夫が施されている。
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とにかく高い評価のレビューが多いAbidaのタッチペン
Abidaはシンプルで使いやすいデザインと、書き心地の良さで、商品レビューなどでも評価が高い。Amazon販売価格は2799円(税込み)。極細タイプはメモ/お絵描き/スマホの操作/ゲーム操作で活躍するので、初心者はもちろん、スタイラスペン選びに悩んでいる人は試しに使ってみよう。
スタイラスペンは、書き心地に納得できれば安価でシンプルなタイプでも問題ない。筆圧の強弱などを繊細に表現したければ、Bluetooth接続のタイプなどを選べばいい。用途に合わせて、好みのスタイラスペンで手書き入力を楽しんでほしい。
※データは2019年10月上旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット