■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団
オヤジナリティー ★★
家計貢献度 ★
自宅感 ★★★
この前、ある仕事で久しぶりに箱根の温泉に泊まった。それでその夜、一緒に仕事したカメラの人とプライベートで温泉街のスナックに行った。そして思った。
初スナックは温泉スナックに限る! と。まぁタイトルとほとんど同じようなこと書いておりますが、いや本当にそうつくづく思った。
ということで今回は、いまだにスナック未経験の人に送る『初めてのスナックは温泉スナック』というハウツー的な記事になっております!!
そしてこっからが、その本題です。
あの〜、オレの周りにも、
「スナックって行ったことないんですよね…」
っていう人が多い。あんな楽しいとこ、なんで行かないの? って聞くと、大体返ってくる答えが“常連さんが幅効かせてそう”とか“システムがわからず、会計がいくらになるか不安”あたり。
たしかにオレも昔はそうだったもんなぁ〜と思い出しつつ、箱根の、まぁ箱根湯本なんですけど、そこの温泉スナックで気付いたんですよ。
“温泉スナックならそういう不安は全部ないじゃん!!”って。
まず温泉スナックのメインの客って、近所の温泉に泊まってる旅行客なんですよ。もちろん地元の人も来てるけど、スナック側にしてみても、旅館に泊まってて夕食後にわらわらと来店してくる一見のお客さんが大事なお客なんですよ。だから常連ばっかり相手にして、一見のお客さんは邪険に扱うなんてことはまずない!
そして店のシステムも、そういう一見さん相手に作られているからきわめて明解!!
今回、2〜3軒のスナックの前を通ったんだけど、どの店も店頭に看板が置いてあったり張ってあったりして、そこにしっかりシステムが書いてある。
そのシステムも、普通の繁華街のスナックはだいたいがボトルキープが主流だけど、一見さん相手にボトルキープなんで商いができるワケがないでしょ? グループ客は別として。なので温泉スナックのメインの料金システムは、わかりやすく安心なチャージ込みの時間制飲み放題が大半なんですよ!
その価格はといいますと…。