フライパンが温まれば液卵を入れて半熟になるまで全体を混ぜ、半熟になったらフタをして蒸し焼きにする。
★POINT
中心にまで早く火を入れるために序盤は軽く混ぜながら火を入れます。ただ、半熟を過ぎてからも混ぜ過ぎると今度はスクランブルエッグになってしまうので注意です。程よいところで混ぜるのを止め、蒸し焼きに移行しましょう。
7割ほど火が入ったあたりで卵の淵をゴムベラで剥がし、お皿にひっくり返して出した後、再度フライパンに戻して裏面を焼けばできあがり。
★POINT
無理してお好み焼きの様に返さないようにしましょう。それはプロでも難しい返し技です。洗い物がひとつ増えますが、お皿を使って返した方が無難ですよ。
できたものにケチャップをかければ完成です。
【5:00経過】
いかがでしょうか。フライパンの形そのままにまぁるくできあがるので、お洒落に仕上がりますよね。中の具材は自由なので、ホウレンソウなどの葉物系を入れたり、じゃがいもやカボチャなどの穀物系もありでしょう。たまごのフワフワ感と、具材の旨味が口の中に広がってとても美味しい一品です。ワインやビールと相性抜群ですね。ぜひ、お試しください。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~世界に広がるスペイン発のエスプーマ~
エスプーマという料理を知っているだろうか。スペインのエルブジというお店で開発された泡料理なのだが、食材をペースト状にしてガスと混ぜて圧をかけることでどんな食材でも泡状になるというもの。野菜でもフルーツでもなんでも泡状になるのでその風味と食感が楽しい。近年で新しい料理法というものはなかなか生まれないのだが、エスプーマは世界中の料理人に驚きと感動を与えた料理法と言えるだろう。
文/ムッシュ・フジタ