美食の国フランスを中心に、ヨーロッパ8か国で1,000店舗を超えている冷凍食品専門店ピカール。2016年に日本第1号店をオープンして以来、着実に店舗数を増やすと同時に日本でのピカールファンを増やしている。
ピカール商品のすごいところは、基本的に焼くだけ、解凍するだけ、など簡単なのにビストロ級の見た目、クオリティを自宅で振る舞うことができること。日頃の食事はもちろんのこと、ホームパーティーでも食卓を華やかに彩り、ゲストに喜んでもらえることも間違いなし。
今回は、ピカール愛用歴2年の、自他共に認めるピカール大ファンである筆者が厳選した、手軽に豪華なホームパーティーができるおすすめメニューを、実際に作った写真付きでご紹介したい。また、料理に合うワインのタイプもご紹介する。
アトランティックサーモンのタルタル
アトランティックサーモンのタルタル 70g×4個入り 税込1815円
新鮮なサーモンに、オリーブオイル、レモン果汁、チャイブ、玉ネギ、バジル、塩・コショウで和えたタルタル。
解凍するだけのタルタルは臭みも一切なく、バジルの風味が心地良い。サーモンは粗みじん切りで、ごろごろ入っているので満足感がある。筆者は更にレモンを絞り、少し酸味を効かせて食べるのが好きだ。見た目も可愛らしく、パーティーをスタートするのに大変おすすめの一品。
ワインは、ハーブの香りとマッチする「ソーヴィニヨン・ブラン」品種の白ワインがおすすめ。個人的には、青草の爽やかな香りが豊かに香るニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランと合わせたい。もちろん、すっきりとした辛口のスパークリングワインも合う。
エスカルゴのブルゴーニュ風
エスカルゴのブルゴーニュ風 89g(12個入り) 税込1059円
フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理。パセリやガーリックを効かせた風味豊かなバターの香りが特徴。オーブンで12分加熱するだけで出来るメニュー。殻の中でグツグツと焼かれ、食卓に並べた時にはガーリックとバターの香りが漂い、ゲストの食欲を一気に掻き立てる。殻の中に余ったオイルは、絶対に捨ててはならず、バゲットにかけて食べるのが鉄則! まるでフランスのビストロで食べているかのような、本格的な味わいが最高だ。
ワインは、同じブルゴーニュ産のシャルドネ品種の白ワインがよく合うが、パセリの香草が、前述したソーヴィニヨン・ブラン種のワインともよく調和するだろう。
モッツアレラチーズと野菜のパニエ
モッツアレラチーズと野菜のパニエ 440g(4個入り) 税込951円
モッツァレラチーズと、トマトをベースにしたグリル野菜を、バターを使ったパイ生地にトッピング。オーブンで30分加熱する。
こちらの特徴は、なんといってもサクサクでバターの風味豊かなパイ生地だ。ピカールのパイはどれも美味しいが、ナイフを入れた瞬間のサクっという音に感動し、これが自宅で食べられるなんて、とさらに感激する。パイ生地の中の野菜はラタトゥイユのような味わいで、トマトの酸味は穏やか。意外とボリュームがあり、心もお腹も満たされる。
BIO野菜のラタトゥイユ
豊かな大地と太陽をたっぷり浴びて育ったイタリア産BIO野菜で作ったラタトゥイユ。
電子レンジまたはフライパンで11分~15分温める(解凍する量や方法により時間は異なる)。
グリルなす、グリルズッキーニ、グリル赤・黄ピーマンなど色鮮やかな野菜が食卓を綺麗に彩る。
たっぷりと量が入っているが、筆者は少量を使い、料理の付け合わせなどで活躍してもらっている。メインディッシュ料理の付け合わせを考えるのが大変な時にも便利だ。ラタトゥイユは一から作ろうと思うと、野菜を切る下ごしらえに時間がかかるが、このような冷凍食品は時短にもなり、薄味なので最後に自分で味付けの加減もしやすく、非常に食べやすい。
モッツアレラチーズと野菜のパニエ、およびBIO野菜のラトゥイユに合わせるワインは、フランス・プロヴァンス産のロゼワインがトマトとぴったり合うだろう。