債券はどうやって買うの?
まず債券を多く取扱う証券会社で口座開設します。購入手数料は無料です。ただ、債券はいつ、どんなものが発行されるか分かりませんので、こまめに証券会社のホームページの国内債券のところをチェックして、募集期間中に入金し、申込すれば購入できます。有名企業で、金利が高い債券は人気で先着順となっています。
債券の取り扱いが豊富なのは、大手証券です。ネット証券と比較すると、株式取引手数料等は高めとなっていますが、債券の新規発売購入は手数料がかからないため、取扱が豊富な証券会社で口座開設をしておくのがおすすめです。
大手証券の例としては、野村證券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ証券です。
リスクは?
債券のリスクは、発行体が倒産することと、途中売却をした時の価格変動リスクです。倒産しないような企業で、満期まで必要にならない資金で運用すれば元本が割れる心配はありません。
どうしても、入用になってしまった場合はその時の時価で売却せざる負えなくなりますが、株式のように大きく値下がることはありませんが、時価が元本を上回ることはほとんどありません。
また、円建の債券でも仕組債といわれる5%もあるような高金利になる債券は、投資経験が豊富な方向けで、リスクも高いため、投資する際には注意しましょう。
文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。