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現役ボディビルダーのバズーカ岡田氏直伝!〝除脂肪美ボディ〟を育む食事術

2019.09.29

除脂肪美ボディ作りの食事のポイント

続いて、食事のポイントをいくつか見ていこう。

●食事はトレーニングの1~2時間前がベスト

空腹時に運動すると燃焼効率が良いという実験結果もあるが、食事をしないと長時間のハードな運動には耐えられない。代わりに燃焼率を高めるアミノ酸を運動前に摂ると良いという。さらに食事は1日4日~5回に分けて食べ、インスリンの分泌を抑えるとより効果的だという。空腹時間が長く低血糖のまま満腹になると、血糖値が急上昇し、体脂肪をため込みやすくなる。

●美ボディメニューはコンビニで手に入る!

たんぱく質・脂質・炭水化物(PFC)の他に、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を摂ると余分な脂質を排出してくれ、腸活にも良い影響を与えるそうだ。しかし、そのような健康的メニュー作りは面倒に感じる人もいるだろう。そんなときは、コンビニでOK。実は手軽に除脂肪商品が手に入るそうだ。

例)
たんぱく質:「サラダチキン」「ゆでたまご」「おぼろ豆腐」「ちくわ」
脂質:「ミックスナッツ」「さばの水煮」「さばの味噌煮」
食物繊維:「ひじき」「スーパー大麦」「もち麦」「玄米」入りのおにぎり

中でも岡田さんの一押しは「スーパー大麦」だそうだ。白米40倍の水溶性食物繊維(β⁻グルカンとフルクタン)を多く含み、糖質であるにもかかわらず食物繊維と同じような働きをするレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は「もち麦」より豊富に含まれる。

岡田さんは「スーパー大麦のプチっとした歯ごたえたまらない。良く噛むことで消化吸収率やエネルギー代謝も変り、噛む人と噛まない人では年間約2㎏も痩せ方が違ってくる。ぜひ家庭でも白米にまぜて、よく噛んで食べてもらいたい」と推薦していた。

ちなみに今回、日本人の腸内フローラ検査サービスを展開している「株式会社サイキンソ-」の福島崇芳氏が、アスリートの腸内フローラに特徴があるのかを検証すべく岡田さんの腸内フローラ検査を実施。細菌の多様性および酪酸産生菌とも平均以上値でバランスがとれた状態だったが、「短鎖脂肪酸」の指標がやや低かった。そこでスーパー大麦を2週間毎日摂取し、再検査したところ、すべて改善してオールA判定が出たそうだ。

バズーカ岡田先生監修サラダプレート

さて、セミナーでは日本体育大学 横浜・健志台キャンパス 2号館5階に新設された「KARAKUSA FOOD MAINTENANCE」にて試食会が実施され「バズーカ岡田先生監修サラダプレート」が参加者にふるまわれた。

鶏のむね肉・ゆでたまご・クルミなどの高たんぱく質な食材と、食物繊維が豊富なキノコ・ブロッコリー、そしてスーパー大麦がふんだんに入っており、この一皿でたんぱく質56.2gの摂取が可能だ。食物繊維も多く摂ることができるため、消化吸収がおだやかになり太りにくくなるほか、便通の改善も期待できる。

ちなみに筆者は昼にこのサラダプレートを試食した後、18時過ぎの夕飯まで間食をせずに済んだ。驚くほど腹持ちが良いのが嬉しい。また、山盛りのニンジン・キノコ・スーパー大麦の歯ごたえが抜群。よく噛まないと飲み込めないのも満腹中枢を刺激し食欲を抑える結果となったようだ。

時代に合った理想の美ボディは、実は身近なコンビニ食からでもはじめられる。時間も余裕もないと言い訳する前に、まずは第一歩を踏み出そう!

取材・文/石原亜香利

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