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ダウンライトの交換は自分でできる?覚えておきたいタイプ別の特徴と交換方法

2024.03.01

2種類のタイプが存在する『ダウンライト』は、使い方や設置方法により、適するタイプが異なります。これからダウンライトを設置するとき、どちらが適しているのかを判別するために役に立つ、2種類の違いと特徴、メリットを紹介します。

ダウンライトには2種類のタイプがある

家庭で使用されることが多いダウンライトは、『交換型』と『一体型』の2種類に分けられます。何気なく使っているだけでは分かりにくい、それぞれの特徴や違いを詳しく解説します。

天井がスッキリしておしゃれな部屋になる「ダウンライト」という選択肢

自分で電球を交換できる交換型

一般的な照明器具は、電球が切れたときに自分で電球を交換できるものが多くあります。これと同じタイプのダウンライトが『交換型』です。電球が切れたら、同じ型の電球を用意して交換するだけで使えます。

照明器具本体の価格が高めという点があり、購入時にはコストがかかりますが、電球を交換するだけで使える特徴があります。

照明器具ごと取り替える一体型

『一体型』のダウンライトは、照明器具と電球が一緒になっています。そのため、新しい電球に取り替えて使用できる『交換型』とは異なり、電球が切れた場合は照明器具を丸ごと交換します。

丸ごと交換となるので、交換するたびに照明器具の費用がかかり、コスト面で心配になるでしょう。コスト面については後述します。

ダウンライトそのものに電球が組み込まれている一体型は、交換型より光の広がり方が良い設計がされており、部屋全体が明るくおしゃれな雰囲気となるので、設置場所によっては交換型より推奨されます。

交換型と一体型はどちらがおすすめ?

2種類あるダウンライトですが、実際はどちらがおすすめなのでしょうか。それぞれの違いを知ると、用途や設置する場所により、適したタイプが分かってきます。

雰囲気のあるおしゃれな部屋作りに欠かせないLEDダウンライトの活用法

器具ごとに交換が必要な場合も!ダウンライトをLEDに交換する方法と注意点

一体型が主流となりつつある

かつては、ダウンライトと言えば交換型が主流でした。しかし現在は、一体型が主流となりつつあります。

ここまで紹介してきたように、コストと手間がかかりそうな一体型がなぜ主流になってきているのかというと、蛍光灯よりも長い寿命を持つLEDの普及と関連があります。

照明器具の寿命は「10年ほど」ですが、LEDの寿命もそれとほぼ同じ、または長いと言われます。つまり、電球が長持ちするため、交換の手間やコストも減ることが挙げられます。

また経年劣化により、照明器具自体が壊れてしまう可能性もあります。壊れる前に照明器具一体を交換して新しくすると言う考え方からも、一体型ダウンライトの普及に繋がっています。

点滅は交換の合図?LED電球の寿命はどれくらいなのか

電球を使い分けるなら交換型を

LED電球は、温かみのある色合いから、鮮やかで明るい青に近い色まで、「光色の幅が大きい」特徴があります。同じ場所に設置したダウンライトでも、用途やライフスタイルの変化により色合いを変えたくなることもあるでしょう。

そのような場合、交換型なら好みの光色の電球を変えるだけで手軽に雰囲気を変えられます。

LEDの普及により一体型のダウンライトのメリットが大きくなっていますが、もし使用開始後に別の電球も使う可能性がある場合は、交換型を選択するのがおすすめです。

生活シーンに合った種類を選ぼう

ダウンライトには、用途や設置場所によって以下の3種類があり、使い分けが可能です。

  • ベースタイプ
  • ピンホールタイプ
  • ユニバーサルタイプ

『ベースタイプ』は最もポピュラーな、リビングルームや廊下、トイレなどさまざまな部屋で使用されている、光の幅が広いタイプです。複数のダウンライトを均一に設置することで、広い場所でも明るさを一定に保てます。

『ピンホールタイプ』は光の幅が狭く、ピンポイントで照らしたい場所を明るくするタイプで、寝室に設置すると明暗をはっきりでき、読書スペースの上に設置すれば読書灯としても使用できます。

『ユニバーサルタイプ』は、光の角度を調整できるタイプで、絵やインテリアの演出としても活用できるダウンライトです。

家のどこにどんな用途で使うかにより、この3種類を上手に使い分けるのがダウンライト選びのポイントです。

ダウンライトを設置するときの注意点

使用中のダウンライトの交換や新たに設置するときは、いくつか注意する点があります。安全にダウンライトを設置・交換するには、以下の注意点を必ず押さえておきましょう。

一体型の交換には業者が必要

現在ダウンライトの主流となっている一体型は、『照明器具ごと交換が必要』なタイプです。電球を交換するだけの交換型とは異なり、一体型は電気配線を伴う作業が必要です。

そのため「電気工事に関する知識電気工事の資格」を持っていない素人が設置や交換を行うのは危険です。

正しい手順で安全に一体型ダウンライトの交換を行うなら、必ず電気工事士の資格を持つ電気工事の専門業者に依頼しましょう。

野外に付けるなら必ず一体型を

ダウンライトは玄関先や軒下などの野外でも使用されていることが多いですが、新たに取り付ける場合は水の侵入に気を付けなければなりません。

水は、照明器具の大敵であり、水に濡れることによって故障や火災の原因になります。屋外で使う照明は雨に当たる時間が多いので、『防水性能』を備えたものを選択しましょう。

防水性能があるダウンライトは一体型のみなので、屋外に設置するには一体型をメインとした購入を考えておきましょう。

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文/編集部

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