2000人が参加したクラフトビール祭
2019年6月より、地域と連携したイベントを積極的に開催するようにしました。寿町、日ノ出町、黄金町をめぐるまち歩きや、お酒を飲むことが寄付につながる「寄付バー」。クラフトビール祭では、水上クルーズ体験、ヨガ、パンマルシェ、アートフェアなど、様々な店や団体が連携することにより、お客様がエリア内を行き交いました。雨にもかかわらず、約2000人が参加し、街全体が賑わいました。
9月に開催した「OKANOGE寄り合い」では、横浜の街が好きで、何かしたいと思っている人が集まり、自分がしたいことや、横浜への想いなどを自由に発表し、交流しました。こうしたイベントをきっかけに、参加者や主催者が繋がり、次々と新しいイベントが生まれています。小さな地域経済が回っていると思っています。新たな繋がりができたり、一緒にイベントを開催した方から「連携するようになって、楽しい」と言ってもらえるのは嬉しいですね。ようやく、この街にとって、必要な場所になれているのではないかと思えるようになりました。今後は、横の繋がりだけでなく、縦の繋がりを作りたいと思っています。ノウハウや繋がり、賑わいを存続できる、まちづくりの機能を持つ組織を。何かやりたいと思っている人がいれば全力でサポートしますし、Tinysを通じて、お客様が行き来するような、交差点のような店でありたいと思っています。
【取材協力】
YADOKARI株式会社 Tinys Yokohama Hinodecho マネージャー
川口直人さん
http://tinys.life/yokohama/
取材・文/岡のぞみ
ライター/広報。営業、留学カウンセラー、広報の仕事を経て会社員10年目に独立。横浜、湘南を拠点に活動。
http://www.tsunagalo.com