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乗ってわかったホンダの新型「N WGNカスタムターボ」の実力

2019.09.08

今ではダウンサイザーからの支持も厚い軽自動車の売れ筋は、N BOXに代表されるスーパーハイト系が約45%、ハイト系ワゴンが約35%で、軽自動車全体の約80%を占めている。つまり、スーパーハイト系とハイト系ワゴンが突出して売れているということだ。

スーパーハイト系はかなり高めの全高と、リアに両側スライドドアを備えているのが特徴で、その大空間、後席の広さ、乗降性の良さから、主に子育て世代や、プチバンと呼ばれるだけあって、ミニバンからのダウサイジングの受け皿としても人気である。一方、ハイト系ワゴンは高めの全高とヒンジドアを備えた、スーパーハイト系に比べれば重心が低く、より乗用車感覚で乗れるカテゴリーとなる。

そのハイト系ワゴンの注目の新型車が、ホンダN WGN。初期受注で意外なのは、標準車はNA約90%、ターボ約10%の受注比率であるのに対して、より大人っぽく高級感あるカスタムはNA約55%、ターボ約45%と、圧倒的に“高価でもある”ターボ比率が多いこと。ちなみに、ニューシンプルをテーマとする新型N WGNの標準車とカスタムのイメージの違いは、標準車が「高原のリゾートホテル」。カスタムは「海辺の別荘」である。

ここではそのカスタムターボの試乗リポートをお届けするが、最初に言ってしまえば、下手なコンパクトカーを圧倒する内外装の質感、走りの良さ、快適度を持ち合わせ、本当に驚きを隠せない・・・のである。

先代N WGNのカスタムターボと言えば、かなりやんちゃな仕様だった。ホンダらしい元気さが度を越している、とも表現できる、過激なパワー感、操縦安定性最優先の硬めで、後席では突き上げ感アリの乗り心地など、ある意味、ホットハッチ的かつマニアックなハイト系ワゴンでもあったのだ。

が、新型N WGNのカスタムターボはずいぶん大人っぽく変身。その走りの良さの根源は、開発陣がそっと明かしてくれたベンチマーク車にある。それは同クラスのライバルでも、車格上のフィットRSでもなく、何と世界のコンパクトカーの基準ともなるVWポロ。それも最新モデルよりコンパクトで、操縦性にホンダが考える良さが詰まった先代モデルなのである。

新型N WGNの魅力は、ドアの開閉感、前後シートの高級車にも迫るかけ心地の良さから、収納の豊富さやアイデア、2段ラックモードを基本とするラゲッジ回りの使い勝手など多岐に亘るが、やはり最大の注目点は、軽自動車らしからぬ走りの質の高さと言っていい。

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