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「N BOX」の弱点を潰したホンダの新型「N WGN」に死角はあるか?

2019.09.08

N WGNはハイト系ワゴンというジャンルに属しているだけに、ワゴンとしてのラゲッジの使い勝手も大きく進化。ハイト系ワゴンは全高、室内高に余裕があるのはいいものの、荷物の積載の際、上部空間が無駄に感じられることがある。そこで新型N WGNでは耐荷重50kgのラゲッジボードを用いた、荷物を上下2段に積み分けられる2段ラックモードを基本としている。これによって下段を外から見えないトランク的に使うこともでき、また上段はスーパーマーケットなどのカートの高さを意識した地上高730mmとして、日常的な荷物の出し入れ性を飛躍的に向上させている。ちなみに、下段のラゲッジフロア地上高は、N BOXとほほ同じ、重い荷物の出し入れも楽々な490mmという低さを実現(ライバルのデイズ640mm、ワゴンR700mm、ムーブ650mm)。N WGNのラゲッジには標準装着タイヤを4本並べて積めるスペースが確保されているのだが、女性がタイヤを持ち上げるにも、490mmという低さはありがたいはずである。

新型N WGNの運転席に乗り込めば、すでに報告したシートの抜群のかけ心地とともに、助手席前のスマホ置き場として考えられた、すぐ横にUSB×3が用意された(ナビとセット)トレーの便利さはもちろん、新たに電子ブレーキを採用したことで足元すっきり。

走りだせば、NAエンジンでも文句なくトルキーかつスムーズに発進。動力性能的には平たん路なら一般道、高速道路ともに十分すぎるほどだった。「ターボが欲しい」と思わせるのは、ほぼ登坂や合流加速時に限られる。

14インチタイヤによる乗り心地は文句なくクラス最上だ。とにかくストローク感とフラット感を両立したタッチはまろやかで快適。段差やマンホールを乗り越えてもショックはごく軽微で、快適感は見事に失われない。先代はやや硬めの印象だったから、乗り心地面の進化も極めて大きいということだ。

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