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「N BOX」の弱点を潰したホンダの新型「N WGN」に死角はあるか?

2019.09.08

スーパーハイト系軽自動車のホンダN BOXは今、日本でもっとも売れている軽自動車であり、なおかつ日本で一番売れている乗用車でもある。かつてのステップワゴン、オデッセイ、フィットのように、まさに日本の国民車と呼んでいい。

一方、同じホンダNシリーズでも、旧世代Nシリーズプラットフォームを用いるハイト系ワゴンのN WGNの2018年の販売台数は、同ジャンル6台中、5位に沈んでいたのである。

そこでこの夏、満を持してデビューしたのが2代目N WGN。現行N BOXと同じ、Nシリーズ第二世代プラットフォーム、エンジン、CVTを受け継ぎ、N BOXのネガを徹底的につぶした新型である。

開発コンセプトは「ニューシンプル」。それを端的に表すのが、この標準車の角目から丸目に改められたヘッドライト、そしてシンプルな面構成のサイドビューである。もっとも、ただの丸目ヘッドライトではN ONEぽくなってしまうのだが、まゆ毛!?をあしらうことで、かわいすぎる印象を抑え、独自のデザインとしている。

インテリアも「ニューシンプル」だ。明るくすっきりとした標準車の室内空間は、メーター回りなどオーソドックスでありながら、全方向の視界、自然で快適な着座姿勢、ペダル配置にこだわったもの。その一例が、ふんわりとした、ソファ感覚の軽自動車最上級のかけ心地を持つセミベンチシート。表皮の伸縮性を向上させるとともに、クッション性をUP。結果、ソファ的でも体重で上半身をサポートしてくれるシートに仕上がっている。さらにステアリングの調整機構に、従来のチルト機構に加え、前後のテレスコピック機能を追加。より拡大したシートの上下調節機能とともに、小柄な人だけでなく、大柄な人でも最適なドライビングポジションが取れるようになっている。

細かい話だが、前席の座面中央にスマホを置いた際、アームレスト下部のすき間からスマホが後席フロアに落ちない“堤防”の出っ張りをデザインしてくれているのもうれしいトリビアだ。

軽自動車でめったに使われない後席のかけ心地の良さも特筆もの。ドーンと腰を落としても底付き感がなく、前席以上のふんわり感あり心地良いかけ心地、身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で頭上に約195mm、ひざ回りに最大約320mm(後席200mmのシートスライド位置による)もの広さにも満足できるはずだ。

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