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仮想通貨と何が違う?最近よく聞く「トークン」のメリット、デメリット

2019.10.17

トークンに投資するメリット

トークンを保有することでどのようなことが期待できるのか、個人がトークンに投資するメリットを解説します。

リターンに期待ができる

保有するトークンを発行している企業が事業に成功すれば、トークンの価値は上がります。購入時の価格から値上がりしたタイミングで売却すれば、差額を利益として得られます。

つまり、株式と同じように、値上がりによるキャピタルゲインが狙えるというわけです。

また、事業展開による成功報酬のような形で、付随する商品やサービスなどを受けられる場合もあります。

株式に例えれば配当や株主優待のようなものであり、保有しているだけで利益が得られるインカムゲインも狙えるということになります。

過去には、発行時に比べ数百倍以上の価値になったものもあるため、大きな利益を得られる可能性を秘めた投資先だといえるでしょう。

サービスで利用できる

ICOなどに参加してトークンを得た場合、発行元の企業や団体が提供するサービスなどに利用できる可能性があります。

ゲーム内での通貨や、音楽・ブログなどのコンテンツサービスに利用できたり、指定の取引所で他の通貨と交換できたりと、内容もさまざまです。

また、基本的にトークンの取引には仲介者が存在せず、発行元と投資家が直接取引する形になるため、取引手数料が発生しないという特徴があります。

しかし、取引所で購入する場合は、取引所が仲介者として存在することになるため、手数料が発生する可能性があるでしょう。

少額から投資ができる

取引所で定められた最低購入額により差はあるものの、少額から投資することが可能である点もメリットといえます。

株式などと比較しても、より少額から購入できるため、投資初心者でも気軽にチャレンジできる投資先といえるでしょう。

ただし、日本円で買えないものも多く、事前に取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入しておく必要があります。

ビットコインなどの仮想通貨を取引所で購入する場合は、取引所での口座開設が必要です。

トークンに投資をする時の注意点

トークンへの投資に関しては、いくつかの問題やリスクも指摘されています。注意すべきポイントとして、主なものを紹介します。

ICOの法整備が十分ではない

現状では、仮想通貨やトークンを含め、ICOに関する法整備が十分とはいえません。悪意を持った業者やグレーゾーンで運営されるICOも存在するため、責任を持った投資を心掛ける必要があるでしょう。

また、現在の法律規制について、その解釈が簡単ではない側面があることから、法律規制に引っかかってしまう可能性があることも注意すべき点です。

さらに、今後の法律規制によっては、トークンへの投資が非常に困難な資金調達方法になる可能性があるといわれています。

トークンやICOに関する法整備に対しては、この先もアンテナを張り続けながら、情報を素早くキャッチする姿勢を持つことが重要といえるでしょう。

損をする可能性もある

世の中に存在する多くの金融商品と同様に、トークンも価格が下がれば損をする可能性があります。

有益な情報がない状態で、目新しさや話題性だけで飛びついてしまうと、最悪の場合、価値のないものだけが手元に残ってしまうような状況も考えられます。

投資する際は、発行元となる会社の事業における整調性と実現可能性の2点から将来性を判断し、投資先を決める必要があります。

詐欺に注意する必要がある

ICOは誰でも簡単に資金を集められる上、法整備が不十分なこともあり、詐欺に利用される可能性があります。実際に、2017年には詐欺目的のICOが乱発しています。

詐欺被害に遭わないためには、仮想通貨やトークンに関する知識をしっかりと身に付けることや、発行する企業の企画書などに目を通すことが重要といえます。

また、高配当・高利率など、投資家心理につけ込む派手な謳い文句や誇大広告に惑わされないよう、投資マインドをコントロールする術を身に付けることも大切です。

文/編集部

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