本当は話したい「将来のこと」を話すには?
同アンケート調査では、夫婦が直接顔を合わせて会話をするときによく話す内容は「子どものこと」「仕事・会社のこと」「食べ物のこと」が多くを占めた。
一方で、話したい内容で多くを占めていた「将来のこと」「暮らしのこと」などは実際に話されていないようだ。
「将来のこと」を自然と話せるようになるには、どんな工夫が必要だろうか。
「日々の生活に追われ、心に余裕がないと、先のことまでは考えられないのが普通です。一方、今も楽しくて充実しているけれど、将来はもっと楽しい!というように、夫婦ともに、今現在の生活に不安要素がなく、ポジティブな気持ちでいると、今後の将来設計について話したくなります。たとえ非現実なことでも将来プランの話題は楽しいものです。
愚痴や不満ばかりでは、お互いに楽しいはずがありません。会話やおしゃべりは、意識して作り上げていくものでもあるので『自分がつくっていく』という意識で、明るく楽しい会話を心がけてくださいね」
夫婦の会話に何かしら悩んでいる場合は、試してみてはいかがだろうか。
【取材協力】
夫婦問題カウンセラー
渡辺 里佳さん
おもに東京、湘南エリアで個人・夫婦ペアの対面カウンセリングを実施。女性専用電話相談サイト「ボイスマルシェ」相談員。「あなたが幸せになること」を目標に、誠意と愛情をもってサポートしています。
夫婦問題に悩み頑張りすぎているあなたへ
http://ritan8822.com/
Facebookページ
https://www.facebook.com/pg/ritan8822
ボイスマルシェ
https://www.voicemarche.jp/advisers/12
取材・文/石原亜香利