白髪を、無理に黒髪へ染め上げる時代はもう終わった。今は、黒髪と白髪が美しくまじった髪「グレイヘア」に憧れを抱く人も少なくない。
そんな、ここ数年で著しい変化を遂げる「白髪(グレイヘア)」への世論を調べるべく今回、リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関である「ホットペッパービューティーアカデミー」が、 20~69歳の男女を対象に「白髪(グレイヘア)」に関するアンケート調査を行ったので、その結果を紹介していきたい。
「白髪が気になりだした年齢」は男性38.2歳、女性42.0歳で男性の方が約4年早い
はじめに「白髪が気になりだした年齢」「『白髪染め』『(白髪を染める) ヘアカラー』を始めた年齢」を尋ねる調査が行われたところ、「白髪が気になりだした年齢」は男性38.2歳、女性42.0歳で男性の方が約4年早いということが判明した。
次に「何歳くらいまで『白髪染め』『(白髪を染める) ヘアカラー』をしたいか」という質問が投げかけられたところ、男性の平均年齢は61.6歳で、女性の平均年齢は69.6歳だった。
白髪対策の手段は、男性は「自宅での白髪染め」、女性は「サロンでの白髪染め」が最も多い
「『白髪ケア』もしくは『白髪対策』の中で、あなたが現在実施しているものは何か?」という質問が投げかけられたところ、男性は「自宅での白髪染め」、女性は「サロンでの白髪染め」が最も多いという対照的な結果となった。
白髪染めをする理由は、男性は「若く見られたい」、女性は「自分が気になる」
「あなたはなぜ、『白髪染め』または『ヘアカラー/おしゃれ染め』をしているのか」と尋ねる調査が行われたところ、男性は「若く見られたい」「かっこいい」など、プラスイメージに変えたいという理由が上位に上がる一方、女性は「自分 自身が気になる」が去年に続きトップ。
また、女性は「身だしなみ」「清潔感」など、マイナスイメージを持たれないためのマナーという意識が男性より強いのが特徴的だった。