夏休みは、親と子が向き合う時間が長くなる。食事を用意したり、一緒に遊んだり、あるいは宿題をサポートしたりしなければならなくなり、「正直疲れるなぁ……」と感じている親御さんも多いことだろう。
そんな夏休み×子育てに関するアンケート調査が今回、5歳~10歳の子供がいる母親1,099人を対象に実施された。
8割近くの人が「子どもの夏休み期間はストレスが溜まる」と回答!
まず、「お子さんが夏休みの期間はストレスを感じるか」という質問が投げかけられたところ、8割近くの人が『はい』と回答した。
やはり、ストレスが溜まっているお母さんは非常に多いようだ。
続いて、「どのようなことにストレスを感じるか?」と尋ねる調査が行われたところ、『注意しても言うことを聞かない(35.0%)』『いつまで経っても宿題をしない(17.4%)』『スマホでゲームばかりしている(13.3%)』といった意見が挙げられていた。
食事の準備や洗い物、掃除、片付けなど、子供の夏休み期間はいつもより家事が大変になるものだ。忙しい中でも子供のためを思って注意したものの、その注意をないがしろにされて、さらにストレスが溜まる……といった状況になってしまう人が多いことがわかった。
ストレスに悩む母親の8割が、子育てにギャップを感じている
ストレスを感じると回答した母親を対象に、「ストレスを感じるのは、理想と現実のギャップからか?」と尋ねる調査が行われたところ、8割近くの人が『はい』と回答した。「思い浮かべていた子育てと違う」と、不安を感じている母親が多いようだ。
そこで、「ギャップに対してどのようなことに取り組んでいるか?」と尋ねる調査が行われたところ、『自分なりに考えてみる(40.6%)』と回答した方の割合が最も多く、次いで『親や夫など家族に相談(23.2%)』『ママ友と愚痴の言い合い(17.4%)』となった。
さらに、「理想と現実のギャップを埋める方法を知っているか?」と尋ねる調査が行われたところ、8割近くが『いいえ』と回答。自己解決や愚痴の言い合いなどでは、ギャップの根本的解決に至っていないという事実が見て取れる。