どんなに会社へ行くのがダルくても、朝はやってくる。いつまでも「自宅モード」ではいられない。どこかしらのタイミングで「仕事モード」へ切り替えなければいけないわけだが、実際のところ、世の社会人たちはどんな時にスイッチをOFFからONにしているのだろうか?
そこで今回、20~50代の働く男女400名を対象にした「朝」に関するアンケート調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。
朝起きてから家を出るまでの平均時間、男性は57分、女性は82分と約25分の差
はじめに、朝起きてから出社するために家を出るまでの時間について尋ねる調査が行われたところ、男性の平均は約57分に対し、女性は約 82分となり、およそ25分もの差があることがわかった。
さらに男性の3人に1人は「起きてから30分以内に家を出る」と回答しており、特に男性の中には、ゆったりとした朝というよりも、少々慌ただしい朝を過ごしている人も多いことがわかった。
男女で異なる仕事への切り替えタイミング、男性は「家を出る瞬間」、女性は「会社に着いた瞬間」が上位
ワークライフバランスも大切な昨今、仕事のオン・オフの切り替わりはどの瞬間なのだろうか。出社前の“仕事の時間”への気持ちの切り替えタイミングについて尋ねる調査が行われたところ、男性は「家を出る瞬間(42.5%)」が単独で1位に。
一方女性は「家を出る瞬間(31.0%)」「会社についた瞬間(31.0%)」が同率で1位という結果になった。この結果から、男性は家を出た瞬間からスイッチが切り替わり仕事モードになるが、女性は会社に着いた瞬間にも仕事モードに切り替わる人が多いことがわかった。
朝、仕事への気持ち切り替え方法TOP3 は、「飲み物を買う」「ニュースを読む」「情報収集」
気持ちの切り替えタイミングに続き、“仕事のやる気スイッチ”はどうなっているのだろうか。
仕事の時間への気持ちを切り替えるための日課について尋ねる調査が行われたところ、TOP3は「通勤途中にお茶など飲み物を買う(30.8%)」、「通勤途中に新聞やビジネス系のニュースを読む(17.0%)」、「通勤途中に仕事に関連する情報収集をする(12.8%)」となり、飲み物を買うことで仕事への切り替えを行っている人が多いことがわかった。
続いて、前問にて「通勤途中にお茶など飲み物を買う」と回答した方に対し、通勤途中に買う飲み物をすべて答えてもらう調査が行われたところ、TOP3は「コーヒー(65.0%)」「お茶(51.2%)」「ミネラルウォーター(13.0%)」という結果に。
さらに性別ごとにみてみると、男性は「コーヒー(71.6%)」が 1位だが、女性は「お茶(57.1%)」となり、朝飲みたいものは男女によって異なる傾向があることがわかった。