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iPhoneを充電しても電池がすぐに減る時の意外な原因

2019.08.06

iPhoneを毎日使っていると、充電してもバッテリーの減りが早いと感じることがあります。バッテリーは消耗品なので、iPhoneを2年も使い続けると電池持ちは悪くなってくるものですが、買い換えて1年未満で普通に使っているのに急速に電池が減るという時は、別の原因があるかもしれません。バッテリーの減りが早いと感じた時に確認すべきことを挙げてみました。

「iPhoneのバッテリーの減りが早い」と感じたら?

 iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが使われています。リチウムイオンバッテリーは、それまでのバッテリーより速く充電でき、バッテリー自体の寿命も長持ち。また、高い出力を実現しながらバッテリー本体は軽くなっています。ただ、バッテリーは消耗品なので、ある程度の期間使っていると駆動時間が短くなり、充電がひんぱんになります。最近のスマホ買い換えサイクルは3年くらいといわれていますが、買い換える頃には電池持ちが悪くなったと感じている人が多いようです。

 買い換え時期ではないのに電池持ちが悪いと感じるのであれば、以下のことを確認してみてください。

最新のソフトウェアにアップデートする

 iPhoneが最新バージョンのiOSを搭載しているでしょうか。iOSはバージョンアップの際に、パフォーマンスの最適化を行っており、最新OSにアップデートすることで電池持ちが改善することがあります。「設定」アプリで「一般」→「ソフトウェアアップデート」と選択すると、アップデートが必要かどうかを確認できます。

極端に暑い場所、寒い場所での使用を避ける

 iPhoneがもっとも良く動作する温度の範囲は摂氏0度から35度。35度を超える場所で使ったり高温な場所で充電したりすると、バッテリーに深刻な損傷を与えることがあるので、真夏の高温な環境では注意が必要です。バッテリー温度が推奨温度を超えると80%以上の充電を制限する場合があり、バッテリーが損傷を受けると1回の充電で駆動できる時間が短くなります。ケースによっては、iPhoneに着けたまま充電すると高温になって負担となることがあるので、iPhoneが熱くなりすぎているようならケースを外して充電する方がいいでしょう。

 一方、温度が非常に低い環境で使用する場合も、バッテリー駆動時間が短くなることがありますが、この状態は一時的なもの。バッテリーの温度が通常の動作範囲内に戻ると通常の状態に戻ります。

iPhoneの設定を変更する

 バッテリーを長持ちさせる簡単で効果的な方法は、ディスプレイの明るさを調整することとWi-Fiを利用することです。ディスプレイの明るさを落とすか明るさの自動調節をオンにすると、バッテリー駆動時間を延ばすことができます。明るさを落とすには、コントロールセンターで明るさのスライダーを下にドラッグして低くします。

 また、携帯電話ネットワークよりもWi-Fi接続の方が低消費電力でデータ通信ができます。すぐにWi-Fiで接続できるように、Wi-FiはオンにしておくようAppleは推奨しています。Wi-Fiをオンにするには「設定」アプリで「Wi-Fi」を選択し、接続できるWi-Fiネットワークを選択します。

iPhoneのバッテリー容量を確認しやすくする

 バッテリーアイコンだけでは正確な電池残量が分からず、急に電池が減ったように感じることがあります。電池残量を数値で確認できるようにすると、減り具合を正確に把握できて安心感があります。

 iPhone X以降はフロントカメラでステータスバーのスペースが小さくなったため、電池残量を数値で確認するにはコントロールセンターを表示させる必要がありますが、iPhone 8/8 Plus以前のモデルならステータスバーに電池残量をパーセントでも表示できます。「設定」アプリで「バッテリー」を選択し、「バッテリー残量 (%)」をオンにします。

バッテリー診断をしてiPhoneの電池の状態を確認しよう

 iOS 11.3 以降のiPhoneでは端末内のメニューでバッテリーの状態やアプリのバッテリー使用状況を確認できるようになり、バッテリーの交換が必要な場合はそれを推奨する機能が追加されました。バッテリーの状態は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できます。

iPhoneの「バッテリーの状態」を確認

 バッテリーの状態には、バッテリーの最大容量やピークパフォーマンス性能などの情報が表示されます。通常のバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返しても本来の蓄電容量の最大80%を維持するように設計されています。電池の減りが早いと感じた場合は、この最大容量を確認してみるといいでしょう。

電池の減りが異常に早い場合は寿命かも

 異常に電池の減りが早い場合は、電池の寿命、あるいは欠陥の可能性があります。1年間の「Apple製品限定保証」にはバッテリーに対する修理サービス保証も含まれていますので、購入後1年以内なら欠陥バッテリーを無償で交換できます。経年劣化でバッテリーを交換したい場合は、有償になりますがバッテリー交換サービスを受けられます。

バッテリー診断アプリも利用可能

 App Storeにはバッテリー診断アプリもラインアップされています。こうしたアプリを利用すると、バッテリーを消耗させているアプリやリアルな電池使用時間を確認することができます。節電やデータ通信量の確認などもできる多機能なアプリもあるので、iPhoneのバッテリーの状態メニューに物足りなさを感じるなら利用してみてもいいでしょう。

iPhone 6以降で急に減りが早くなった場合には交換も

 過去には、突然シャットダウンする端末のバッテリーが無償交換されたり、iPhone 6以降でバッテリー交換が3000円程度でできるバッテリー交換プログラムが提供されたこともありました。多くの端末のバッテリーになんらかの問題が見つかった場合は、こうしたプログラムが提供される場合もあります。おかしいなと思ったら端末を確認すると同時に、Appleのサポートサイトを確認したり 同様の人がいないか検索したりすることもお勧めします。

※データは2019年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/房野麻子

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