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iPhoneを充電しても電池残量がすぐになくなる時の原因は?

2024.09.02

iPhoneを毎日使っていると、バッテリーの減りが早いと感じることがあるかもしれません。

バッテリーは消耗品なので、iPhoneを数年間使い続けると電池持ちは悪くなってくるものですが、買い換えて1年未満で普通に使っているのに急速に電池が減るという時は、別の原因があるかもしれません。バッテリーの減りが早いと感じた時に確認すべきことを挙げてみました。

「iPhoneのバッテリーの減りが早い」と感じたら確認するポイント

では、iPhoneのバッテリーが減るのが早いと感じた際に、考えられる原因や対処法について紹介していきます。

バッテリーがすぐなくなる原因は? 「バッテリーの状態」を確認

iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが使われています。リチウムイオンバッテリーは速く充電でき、バッテリー自体の寿命も長持ち。また、高い出力を実現しながらバッテリー本体は軽くなっています。

ただ、バッテリーは消耗品なので、ある程度の期間使っていると駆動時間が短くなり、充電がひんぱんになります。最近のスマホ買い換えサイクルは3年くらいといわれていますが、買い換える頃には電池持ちが悪くなったと感じている人が多いようです。

iOS 11.3以降を搭載したiPhoneの場合、設定アプリの「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から、現在の最大容量が確認できます。80%以下になっている場合は、バッテリー交換の対象となるので、電池の消耗が速いと感じる人は、まずこちらを確認してみましょう。

【参照】iPhone のバッテリーとパフォーマンス

最新のソフトウェアにアップデートしてみよう

iPhoneが最新バージョンのiOSを搭載しているでしょうか。iOSはバージョンアップの際に、パフォーマンスの最適化を行っており、最新OSにアップデートすることで電池持ちが改善することがあります。「設定」アプリで「一般」→「ソフトウエアアップデート」と選択すると、アップデートが必要かどうかを確認できます。

極端に暑い場所、寒い場所での使用を避ける

iPhoneがもっとも良く動作する温度の範囲は摂氏0度から35度。35度を超える場所で使ったり高温な場所で充電したりすると、バッテリーに深刻な損傷を与えることがあるので、真夏の高温な環境では注意が必要です。

バッテリー温度が推奨温度を超えると80%以上の充電を制限する場合があり、バッテリーが損傷を受けると1回の充電で駆動できる時間が短くなります。ケースによっては、iPhoneに着けたまま充電すると高温になって負担となることがあるので、iPhoneが熱くなりすぎているようならケースを外して充電する方がいいでしょう。

一方、温度が非常に低い環境で使用する場合も、バッテリー駆動時間が短くなることがありますが、この状態は一時的なもの。バッテリーの温度が通常の動作範囲内に戻ると通常の状態に戻ります。

【参照】iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合

iPhoneの設定を変更して対策しよう

バッテリーを長持ちさせる簡単で効果的な方法は、ディスプレイの明るさを調整することとWi-Fiを利用することです。ディスプレイの明るさを落とすか明るさの自動調節をオンにすると、バッテリー駆動時間を延ばすことができます。明るさを落とすには、コントロールセンターで明るさのスライダーを下にドラッグして低くします。

また、携帯電話ネットワークよりもWi-Fi接続の方が低消費電力でデータ通信ができます。すぐにWi-Fiで接続できるように、Wi-FiはオンにしておくようAppleは推奨しています。Wi-Fiをオンにするには「設定」アプリで「Wi-Fi」を選択し、接続できるWi-Fiネットワークを選択します。

【参照】バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす

細かい設定でiPhoneのバッテリー持ちがよくなる可能性も?

iPhone 14、iPhone 15シリーズには、ディスプレイの常時表示という機能が利用できます。時刻やウィジェットが常に表示されるため、iPhoneを持たなくても情報を確認できるのが便利な機能ですが、バッテリーの消費につながる可能性もあります。

オフにするには、設定アプリの「画面表示と明るさ」に進み、「常に画面オン」をオフにしましょう。

また、GPS機能やBluetooth、プッシュ通知など、常にiPhoneを動作させておく必要のある機能は、少なからずバッテリーを使用するので、不要な機能はオフにするのも、1つの手段です。

電池の減りが異常に早い場合は寿命かも

異常に電池の減りが早い場合は、電池の寿命、あるいは欠陥の可能性があります。1年間の「Apple製品限定保証」にはバッテリーに対する修理サービス保証も含まれていますので、購入後1年以内なら欠陥バッテリーを無償で交換できます。経年劣化でバッテリーを交換したい場合は、有償になりますがバッテリー交換サービスを受けられます。

充電速度が遅いときはケーブルも合わせて確認

充電速度が遅いと感じる場合は、iPhoneに接続しているケーブルが原因かもしれません。ケーブルには規格があり、「○○W」と充電速度の上限がそれぞれに定められているので、急速充電に対応しているケーブルを購入してみるのも、1つの手段です。

iPhone SE(第3世代)はバッテリーの消耗が早い?

アップルはiPhoneシリーズに搭載されているバッテリー容量を公表していませんが、基本的に、本体サイズの小さなスマホは、内蔵しているバッテリー容量が小さいと考えられます。

そのため、iPhone SE(第3世代)のような端末は、もともとのバッテリー容量が小さく、結果としてバッテリーの消耗が早く感じることがあるかもしれません。

iPhone 6以降で急に減りが早くなった場合には交換も

過去には、突然シャットダウンする端末のバッテリーが無償交換されたり、iPhone 6以降でバッテリー交換が3000円程度でできるバッテリー交換プログラムが提供されたこともありました。多くの端末のバッテリーになんらかの問題が見つかった場合は、こうしたプログラムが提供される場合もあります。おかしいなと思ったら端末を確認すると同時に、Appleのサポートサイトを確認したり 同様の人がいないか検索したりすることもお勧めします。

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※データは2024年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/房野麻子

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