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100万円あったら何に投資すべき?初心者でもわかりやすい投資先の選び方

2019.08.07

今は歴史的な低金利時代。預金だけではなかなかお金が増えないと感じている人も多いはず。

そこで、初心者にわかりやすい100万円投資を考えてみたい。

100万円あったら何をする?

給料などから少しずつ積み立てて、やっと貯めた100万円。自分へのご褒美で高級腕時計を購入したり、家族で旅行したりと使い道はそれぞれだろう。しかし、「この100万円を元にして運用してみたい」と思う人もいるだろう。

100万円の投資先

では、100万円を使った投資例を挙げてみよう。

1.「定期預金」

預け入れすると、決められた期間はお金を引き出せない預金。そのため一般的には普通預金より金利は高めに設定されている。

2.「国債」「社債」

国や地方公共団体、企業などが投資家から借り入れすることを目的に発行されるものが「債券」だ。国が発行すると「国債」、企業が発行すると「社債」と呼ぶ。株式と目的は似ているが、あらかじめ利率や満期日などが決められて発行されている点で異なる。

3.「投資信託」

投資家からお金を集め、専門の運用会社が債券、株式、不動産などへ投資することで運用、出資額に応じて成果を投資家に還元する。しかし、元本保証はない。

4.「株式」

企業が事業資金を集める方法のひとつとして「株式」を発行。それに対する投資が株式投資になる。株式市場では出資者の買いと売りで値段が上下し、その値動きを活用して運用する。また、企業は株主に利益を分配する「配当」を行い、さらに、「株主優待」なども行われる。それを目的に株式を購入する投資手法もある。

5.「外貨預金」「FX」「仮想通貨」

いずれも通貨を運用する。「外貨預金」はその名の通り、外国の通貨で預金すること。「FX」とは「Foreign Exchange」の略で「外国為替証拠金取引」のことをいう。「仮想通貨」は特定の国家による価値の保証を持たない、暗号化されたデジタル通貨のこと。

6.「保険」

保険で資産運用というと、あまりピンとこない人もいるかもしれないが、貯蓄型の保険を購入し、満期時に解約返戻金を受け取る場合に返戻率が100%を超えれば資産を増やせることから、資産運用の対象としても注目されている。

7.「不動産投資」

土地や建物などに投資し、転売や賃貸などで収益を上げる。直接購入する場合も多いが、近年では投資者から集めた資金で不動産への投資を行う「REIT(リート)と呼ばれる不動産投資信託も注目されている。

8.「その他」

上記以外にも、商品先物取引(金、石油、大豆、絹糸など多種)や、ネット上でお金の貸し借りを仲介するソーシャルレンディング、ほかにも多数の運用方法がある。

100万円を確実に増やすには?

資産運用は大きく分けて2種類ある。それは元本保証があるかないかだ。確実に増やすには元本保証の金融商品への投資が基本となるだろう。

「普通預金」

銀行などに預金する。引き出しも自由だが、その分金利も低い。例えば三菱UFJ銀行の場合、年率0.001%だ。仮に100万円を預けたら、年に10円の金利がつく計算となる(税引き前)。
普通預金を始めとした銀行への預金は元本保証されるが、万が一倒産した場合には、預金保険機構と呼ばれる機関が保証することになる。その場合は1金融機関ごとに合算して、 預金者1人当たり元本1000万円までと破綻日までの利息などが保護される。1000万円を超える部分は一部カットされる可能性があることは、心しておこう。

「定期預金」

預け入れから一定期間引き出せないが、一般的に普通預金よりも金利が高く設定されている定期預金だが、この未曾有の低金利時代のあおりを受け、金利は軒並み低位安定状態だ。

例えば三井住友銀行の「スーパー定期」1年ものは金利が年に0.01%。100万円預けたら、1年後には金利が100円つくことになる(税引き前)。

【参考】三井住友銀行「円預金金利」

「国債」

国債は国の発行する債券のことをいう。日本の場合は政府が国債購入者に対して利子を支払い、満期時に元本を払い戻すため、原則元本割れはない。

個人向けの商品には

1.変動金利型10年満期「変動10」
2.固定金利型5年満期「固定5」
3.固定金利型3年満期「固定3」

がある。

それぞれ1万円単位から購入できて、金利の下限は0.05%に設定されている。例えばJAバンクが2019年7月31日まで募集した第110回債「固定3」の場合、年率は0.05%(税引き後0.039%)だった。100万円を預けると、1年で500円(税引き後390円)の金利がつく。

【参考】財務省「個人向け国債」

JAバンク「個人向け国債募集」

100万円の資産運用を元本保証で行うなら

初心者にとって、元本が割れることは不安の元。最初は元本保証の金融商品で地道に運用するのが安心だろう。ただし、100万円を預けても年で500円程度(税引き前)の金利ではなかなか資産は増えたと実感するのは難しい。
そこで、次のステップとしてリスクを取りながらもリターンに期待した投資を目指すことになるだろう。

100万円を投資信託で運用する

元本保証の金融商品を経験したら、投資信託で資産運用するのもひとつの手だろう。投資信託は資金を集めてプロが運用する金融商品だ。ただし、商品によってその性格は大きく異なるので注意したい。

選ぶポイントは数あるが、以下は必ずチェックしたい。

1.投資対象
2.分配方法
3.換金方法
4.コスト

1.投資対象

投資信託は公社債など比較的リスクが低いとされる対象に投資して運用する商品もあれば、株式に特化したもの、不動産投資、投資対象が海外も含まれ為替が関わるもの、金などの商品相場に投資するものなど様々だ。また、債券、株、不動産などをミックスして運用する商品など、タイプはいろいろ。

まずは、リスクが低めの国内公社債をメインにした投資信託などを、少額で運用すれば不安も少ないだろう。また、購入時の価格(基準価格)をならす意味でも、毎月少額積み立てていくのも初心者には安心感が高いと思われる。運用に慣れて、商品知識が増えた後に100万円の投資を視野に入れても、決して遅くない。

2.分配方法

投資信託は「基準価格」があり、その値上がり値下がりで利益を生む。さらに、「分配型」と呼ばれ、一定の期間ごとに「分配金」を支払う投資信託が近年は人気を呼んでいる。特に「毎月分配型」の投資信託は人気が高く、毎月お小遣いをもらうような感覚を味わえるかもしれない。

ただし、分配金額はその投資信託の運用成績により変動することも多々ある。また、分配金を支払うと、原則的に基準価格は下がる。分配金を受け取っても、基準価格が下がり、トータルではマイナスになることもある。

3.換金方法

投資信託は原則、途中で買取請求や解約ができるものがほとんど。ただし、商品によっては売却金の受け取りが4営業日かかるものもあるので、注意が必要だ。

4.コスト

投資信託は購入時や運用中、売却時に手数料がかかることが多い。購入前に必ず

・販売手数料(買う時にかかる手数料)
・信託報酬(保有中にかかる手数料)
・信託財産留保額(売却時にかかる手数料)

をチェックしよう。

投資信託に100万円預けたら分配金はいくらぐらい出る?

資産運用する時に覚えておきたい用語に「利回り」がある。これは、投資額に対していくら利益が出たかを計算したもので、1年間なら「年利回り」と呼ばれる。例えば100万円投資して、年に7万円の利益が出たら、年利回りは7%となる。

投資信託には年間の利回りが10%を超えるという商品も少なくない。もちろん、値上がりがあれば値下がりのリスクもあるが、分配金が年に20%、毎月1.6%強出るといった、強者投資信託も存在する。仮に100万円投資したら、月々1万6666円、年に20万円の利益が出る場合もありうる。ただし、その逆も真なりで、年に20万円以上損をすることもあるので注意が必要だ。

100万円を株式に投資してみる

みなさんご存じの株式投資。企業の将来価値に期待をして売り買いするのが原則だ。企業の価値が低い時に株式を購入し、企業が成長したら莫大な利益を手にすることも夢ではない。一方、企業の業績が著しく悪化したり、倒産したら株価がゼロになることもある。まずは、身近な企業や配当金・株主優待を目当てに、少額で投資してもよいだろう。

100万円を株式投資ができるには、少なくとも金融資産がその10倍はほしいところ。あくまで余裕資金で運用するべき金融商品だ。100万円が手元にあるならその1割を株式に投資し、残りは預貯金にするのも一考だ。

100万円で不動産投資

100万円で土地や建物を購入可能だが、日本の場合、投資物件選びに苦労するかもしれない。

少額で不動産投資を目指すなら、REIT(リート)と呼ばれる、投資者からお金を集めて不動産に投資する金融商品を選ぶのもひとつの手だろう。

※データは2019年7月下旬時点での編集部調べ。
※本記事は投資を推奨する目的はありません。あくまで自己責任・自己判断でご利用下さい。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文/中馬幹弘

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