「真夏日のカルピス」(アサヒ飲料)
乳成分量は「カルピスウォーター」と同じで、宮古島の「雪塩」を加え、甘さを抑えた「カルピス」ブランドの新商品。食塩相当量は0.1g/100mlとなっている。
味は、カルピスフレーバーのスポーツドリンクと表現すべきか。スポーツドリンクに慣れていない人は、キンキンに冷やして飲まないと微妙な味わいになりやすいので、そこは注意。
「真夏日のカルピス」
2016年の発売で新商品ではないが、味の点で軍配が上がるのは「濃いめのカルピス」のほうかもしれない。熱中症対策飲料とは前面に押し出していないものの、こちらも宮古島の「雪塩」が入っており、食塩相当量は同じく0.1g/100ml。昔なつかしいカルピスの味を好むなら、こちらをすすめたい。
「濃いめのカルピス」
「ファンタ よくばりミックス ライチ+ソルト」(日本コカ・コーラ)
「ファンタ」ブランドの新商品は、シリーズに共通する「フルーティーなおいしさ」は生かして、ビタミンB群(パントテン酸とナイアシン)、そして塩分を加えた「よくばり」な内容。
フルーツは、夏場の果物として人気が高まっているライチを、塩分には、まろやかな味が特徴の鳴門の焼き塩が使われている。子どもを主な消費者層としているせいか、甘味が強めで、塩気は感じないなのが特徴。
「ファンタ よくばりミックス ライチ+ソルト」
「世界のKitchenからソルティライチ」(キリンビバレッジ)
今年の新商品ではないものの、コンビニ・スーパーで入手しやすい定番飲料ということで取り上げたのが、こちら。
ライチのフレーバーを主体にグレープフルーツで深みを出し、沖縄産の海塩を加えている。ライチらしさはやや弱いが、低果汁飲料のジャンルの中では甘すぎず飲みやすい。食塩相当量は0.11g/100ml。
「世界のKitchenからソルティライチ」