雨傘と日傘はどう選ぶ?
まずは雨傘から。
和傘の雨傘には、「番傘」と「蛇の目傘」があります。番傘は骨太で頑丈。白い和紙が多いため、どんな格好でも合わせやすいという利点があります。蛇の目傘は、内側の「糸かがり」も美しく装飾性が高い傘です。無地のほか、柄もの、張りが凝ったものなど多種多様。鮮やかな色のものが多く、写真撮影やインテリアの用途でも好まれています。男性も女性も、お好きな色、柄を自由に選んでみてください。
次に、日傘。
日傘は美濃手漉き和紙や二重張りなどの上質な和紙を使用しているものが多く、ほとんどが一点ものとなります。和紙ならではの風合いが優しく、お出かけが楽しくなりそう。
それぞれ、大事にすれば長く使えるところも魅力。雨傘は、日常のメンテナンスは「乾かして閉じる」だけです。使用頻度によりますが5年、10年と使用している方もいるそうです。日傘は、メンテナンスは一切なし。雨に当たらないようにだけ気をつければOK。生地は和紙のため劣化しづらく、10年でも使用している方もいるとのこと。
それでも傷んでしまったら、お店にご相談です。状態によってできないこともありますが、アフターケアの相談にも乗ってくれるそうです。