日本の労働生産性が先進国の中で最下位であることは有名な話。その原因の一つと考えられているのが、睡眠不足だ。
一説によると、起床後13時間で作業効率がガクッと落ち、15時間で酒気帯び状態と変わらないほど頭の回転が鈍くなると言われている。
夜遅くまで残業をした際、朝・昼よりも明らかに仕事が進まなかった経験、あなたにもあるのではないだろうか?
そんなわけで今回、社会人198名を対象に「仕事がある日の1日の平均睡眠時間はどのくらいか?」と尋ねる調査が行われた。
社会人の1日の平均睡眠時間、「5~6時間」(41%)が最多に
すると、もっとも多かったのが「5~6時間」(41%)。以降、「4~5時間」(26%)、「4時間未満」(17%)、「7時間以上」(16%)と続いた。
調査結果から、社会人の84%以上の人たちが、世界的に見て低いとされている日本人の平均睡眠時間にあたる約7時間30分でさえ確保することができていないという事実が明らかになった。
睡眠不足が続くと、ストレスが増大したり、免疫力が弱まったり、体重が増加したりと、何かと不具合が生じやすい。
労働時間を減らす、睡眠時間を増やす、睡眠の質を上げるなど何らかの対策を講じて、リスクを軽減していきたいところだ。
出典元:べースメントアップス株式会社
構成/こじへい