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感動の食体験できる世界の食通が注目するレストラン「ブルーヒル」

2019.08.06

世界の中心ニューヨーク。

商業、ファッション、エンターテイメントなど様々な分野において多大な影響を及ぼしている街ニューヨーク。

食分野においてもその影響力は大きく、世界の名立たるシェフがこの街に集まっている。

数々の人気レストランが存在しているが、その中でも多くの食通から注目されているのが「Blue Hill at Stone Barns(ブルーヒル)」である。

ブルーヒルとは?

ニューヨーク・マンハッタンから車で50分ほどの街「タリータウン」という場所にあるレストラン。

アクセスが悪いにも関わらず、予約を取るのが非常に困難な店である。予約は2か月前から受け付けているが、予約開始と共に一瞬にして席が埋まってしまう。

レストラン業界のアカデミー賞とも称される「The World’s 50 Best Restaurants」で今年11位を獲得、ミシュラン1つ星を獲得するなど、今世界中が注目しているレストランである。

ブルーヒルのエグゼクティブシェフであるDan Barber(バーバー氏)は、2009年にタイムマガジンの「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれており、アメリカにサステナブルな食の概念を広めたシェフの一人として知られている。

Photo: https://www.bluehillfarm.com/

広大な農場の中に佇む石造りのレストラン「ブルーヒル」

ブルーヒルがオープンしたのは2004年。

チェイス・マンハッタン銀行の元CEOであったデイビッド・ロックフェラー氏の、「持続可能な農業システムを構築したい」というミッションの下、この施設が建てられた。

32万平方㎡を超える広大な敷地には、レストランの他に、9万㎡の牧場、農場、温室、そして農業教育のための教室センターがあり、レストランを訪れる客だけでなく、農業について学ぶ人々や子供たちの姿も多く目にする。

レストランは予約が困難だが、併設のカフェはいつでも訪れることができ、自家製のパンやヨーグルトを使った軽食をアウトドアテラスで頂くことができる。

レストランは建築家のGrosvenor Atterburyによってデザインされた石造りの建物で、重厚でエレガントな雰囲気のこの建物では結婚パーティーが開催されることも多い。

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