【3:00経過】
3、魚を煮込んでいる間に青ネギを小口切りにしておく。
4、魚に火が入ったら乾燥アオサを入れて完成です。お皿に盛って、刻みネギをふりかければ出来上がり!
【5:00経過】
いかがでしょうか。これぞ沖縄県民お馴染みの料理、マース煮です。簡単ですよね? 基本は塩、昆布だしの素、泡盛で煮込めばそれでOK。それに加えて臭み消しにしょうがを入れ、味と風味の追加でアオサとネギを加えただけのシンプルな一品。ただ、お味はと言うとなかなか深いものがあり、魚の出汁がドバーっと出ていて煮汁が美味しい! 魚は泡盛効果でふっくらとした身に仕上がっています! シンプル料理と侮るなかれ、かなり美味な一品に仕上がりました。泡盛で煮ましたが、あらためて泡盛と一緒にいたいただくのは良さそうですね~。もしくはビールということであれば沖縄のオリオンビールもいいでしょう! 夏にぴったりの沖縄料理、お勧めですよ♪ それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~沖縄の塩は甘くて美味しい~
日本には国産の塩が650種以上あると言われているが、そのうち100種ほどが沖縄県産とのことで、沖縄は国内有数の塩の産地ということがわかる。ちなみに、沖縄の塩はミネラルが豊富なのだが、その理由はサンゴである。サンゴはカルシウムを多く含んでいる為、サンゴが自生する海域の海水にはサンゴのカルシウムが溶け出し、その海水から採取した塩にもカルシウム分が含まれるということになる。カルシウムを始めミネラルを多く含んだ塩は甘味を感じるので『美味しい』という評価に繋がるのだ。
文/ムッシュ・フジタ