オンラインサロンの開設者のメリット
オンラインサロンを開設する立場になると、どんなメリットがあるのか?
「ある有名企業の1,000件ほどオンラインサロンサービスの登録サロンですら、100名以上のサロンは30ほどしかありません。ですから、『サロン会費×人数』という収益面では大きなメリットはないと考えています。
金銭面よりも、『自分のファンをつくる事ができる』『テストマーケティングができる』『自分の仕事を手伝ってもらえる(人材採用に近い)』などのメリットを感じているオーナーが多いです」
オンラインサロンを開設したほうがいい人の特徴
オンラインサロンを開設すべき人はどんな人だろうか?
「教える仕事やモノづくりで納品をしている労働集約型の仕事の方は、サロンでそのノウハウや技術を披露すれば、多少なりとも、安定継続収入になります。さらに自分の技術を効率的に教えたり、自分の技術を教えてアシスタントを育たりすることもできますので、将来的に利益につながるかと思います。
また、法人でもマーケティングのためにサロンを作る、というブームが来つつありますので、オンラインサロンは法人にもおすすめです」
次回は、具体的な「オンラインサロンの始め方」を紹介する。
【取材協力】
会社員時代に100名超のコミュニティ運営と貸し会議室経営を行い、2016年にオンラインサロン・コミュニティ運営会社の株式会社女子マネを設立。コミュニティづくりを教えた人数は累計1400名。34社のコミュニティ立上げをご支援。著書に『オンラインサロンのつくりかた』『マーケティング恋愛4.0』など計4冊がある。
http://joshimane.jp/
取材・文/石原亜香利