蛍光灯の取り付けには工事が必要な場合がある
蛍光灯(器具)の交換は、状況によっては工事が必要となる。多くの場合、電気配線が必要で、工事する場合は、電気工事士の資格を保持していなければならない。自分で作業せず近くの電器店か電気工務店に依頼しよう。
次にどのような場合に工事が必要か見ていこう。
【工事が必要なケース1】蛍光灯の取り付け器具が適応していない
天井に付いている金具が新しく取り付ける器具に適応していない場合は、電気工事が必要となる。
【工事が必要なケース2】古い照明器具は大抵の場合交換が必要
新しい照明器具は取り付け部分が規格化されている。築年数が新しい住居ならこの規格に対応している場合が多いのだが、古い住居だと照明器具も古く、対応していないことがある。
【工事が必要なケース3】新しい蛍光灯器具の取り付けには再配線が必要
古い器具を外して新しい器具を付ける場合には、電線の再配線が必要だ。これには資格が必要なので、専門家に依頼しよう。
LED蛍光灯は取り付け方に違いはあるのか?
最近普及が進んでいるLED蛍光灯。現在の蛍光灯器具にそのまま付けることはできるのか? この項目ではLED蛍光灯の概要をチェックしていこう。
従来の蛍光灯とLED蛍光灯、その交換方法は?
従来の蛍光灯器具に、そのままLED蛍光灯を付けることはできない。今までの蛍光灯には必要な安定器がLED蛍光灯には不要で、根本的に構造が違うからだ。
現在の蛍光灯をLED化するには工事が必要?
古い蛍光灯器具が付いているなら、工事が必要になる。ただし現在の規格に対応した器具が付いているなら、器具の交換で対応できることもある。
LED蛍光灯器具への交換は簡単?
たくさんのメーカーがボルトオン(工事を必要とせず、ネジ締めだけでできるようなタイプ)の交換器具を販売している。アイリスオーヤマやパナソニックなどが代表的なメーカーだ。
ただし当然のことだが、工事が必要なタイプのLED蛍光灯もある。またボルトオンタイプでも、交換が不安な場合は電器店や工事店に相談しよう。
【参考】アイリスオーヤマがLEDシーリングライト、LED電球の5年間の保証制度を開始
今回は蛍光灯の取り付け方を中心にご紹介した。元々白熱電球より消費電力が少ないとされる蛍光灯だが、近年では省エネ効果より、交換の手間を考えてLED蛍光灯へと移行するケースも増えているようだ。
※データは2019年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文・ねこリセット