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本当に着たまま野球ができるのか?ミズノが作ったビジネススーツの実力をガチ検証

2019.07.26

スポーツ用品メーカーでおなじみのミズノがどうやら、凄いスーツを発売しているらしい。その名も“ムーブスーツ(MOVE SUIT)”だ

野球のユニフォームと同じニット素材でできたこのスーツは「動きやすく、シワになりにくい」らしい。

だったら、実際に野球もできるはずだ。

そこで野球歴20年の筆者が、本当に動きやすいのか実際に確かめてみることにした。

実際にムーブスーツを着て野球の練習をしてみた

ムーブスーツの性能を確かめるべく野球グラウンドにやってきた。画像は練習前の写真だ。ここまでの移動時間は40分程度で、その間も着用していたが、スーツに激しいシワやヨレは見当たらなかった。

ムーブスーツを着てノックを受けてみた

まずは内野ノックを受けてみる。

内野の守備は股を開き腰を落とし、前かがみで打球を待つ。それらの動きはもちろん、打球を捕りに行く際の足の運びやファーストへのスローイングなども含め、スーツ姿では普段、“到底行わない激しい動き”が多い。

しかしいくら股を開こうが、激しく動こうが、「動きにくい」と感じることは一度もなかった。

動きやすさは外野ノックでも変わらず

次はスーツを着た状態で外野ノックを受けてみた。

外野手は内野手ほど、腰を極端に落として打球を待つことはないが、走る距離と投げる距離は内野手の比ではない。

足回りと肩回りに大きな負担がかかるため、きっと動きづらいはずだ……と思っていた。

ご覧の通り、ホームへの送球も難なくこなせた。

ムーブスーツを着てバッティングをしてみた

次はバッティングだ。

守備ほど激しい動きがないが、少しでも動きづらさを感じれば、スイングや打球に支障がでるはず。しかし……

普通に打ててしまった。フルスイングをしても腰回りはきつくならず、肩や腕もスムーズに動く。仕事終わりでストレス発散のために、スーツのままバッティングセンターへ行っても大丈夫そうだ。

MOVEスーツを着て盗塁をしてみた

野球の中で、最も速度を求められる動きの一つ「盗塁」ならば、きっと動きにくさが実感できるはず。しかし……。

動きに違和感を覚えることなく、難なく二塁へ到達してしまった。

さすがにスライディングはしなかったが、走塁に大きな支障はないようだ。

「あの電車に乗れなきゃ遅刻確定!」……そんな慌ただしい出勤時間などで、強い味方になってくれそうだ。

ムーブスーツを着てピッチングをしてみた

野球のピッチャーは投げる手と反対の足を上げ、もう片方の足に重心を預けてバランスを取る。そして上げた足をバッターの方に大きく踏み込み、体重移動を使って投げるのだ。

これら一連の動きは“どう考えてもスーツに不必要な動き”なのだが……

やはり普通に投げられた。

ピッチャーは一般的に、プレートから踏み込んだ足までの距離が、6歩~7歩であることが多い。つまりほんの一瞬とはいえ160㎝~180㎝以上、足を開くのだ。

筆者の場合、ピッチングでは約5.5歩分しか足を開かないが、それでも単純計算で150㎝以上股を開いていることになる。

普通のスーツならばそれだけ足を開けば、股下が破れてしまうこともあるだろう。しかしMOVEスーツは破れるどころか、動きにくさを感じることなく、ピッチングができた。

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