2007年に初代iPhoneが誕生し、以来10年以上が経つ。
iPhone以前にもスマートフォンと呼ばれる端末は世に出ていたが、まだまだフィーチャーフォンが全盛の時代、「スマートフォンなんて使い勝手が悪いよ……」という、ネガティブな意見が支配的だった。
そんな時代の扉をこじ開けたのが、iPhoneだった。
今ではiPhoneはわれわれの暮らしに浸透し、当たり前の存在になっている。
だが、ここに至るまでは紆余曲折の歴史があったのだ。
発売10年で累計販売台数12億台、売上80兆円ともいわれ、その間アップルに11兆円以上の利益をもたらしたという、驚異のスマートフォン、iPhoneについて振り返ってみたい。
iPhoneの歴史を年表形式で振り返る
2007年から始まるiPhoneの歴史をここでは年表形式で見ていこう。
2007年 初代iPhoneが発売
2007年にアップル社からリリースされた初代iPhone。背面のアルミニウムボディにフロントはタッチ操作が可能な静電式の液晶パネルを搭載する。
アイコンが整然と配置されるホーム画面は、今のiPhoneに通じる完成度の高さを示している。
初代iPhone
サイズ:高さ115mm×幅61mm×厚さ11.6mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:2M
容量:4GB、8GB(16GBが追加)
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2008年 日本初登場! iPhone 3Gが発売
2008年7月11日正午、日本のソフトバンクからついにiPhoneが発売された。
3Gネットワークに接続し、快適にインターネット接続が楽しめるiPhoneは日本でもブームを巻き起こした。
OSのバージョンがiPhone 2.0に進化、「App Store」でアプリを追加できるようになったが、10MB以上のアプリはWi-FiやiTunes経由で取り込む必要があった。
メールやカレンダー、連絡先をPCやMacと同期できる「MobileMe」(後のiCloud)を同時に発表。年額9800円で利用できたのも懐かしい。
iPhone 3G
サイズ:高さ115mm×幅62.1mm×厚さ12.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:133g
カメラ:2M
容量:8GB、16GB
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2009年 より使いやすく進化したiPhone 3GSが発売
2009年6月26日にソフトバンクから発売されたのが、iPhone 3GSだ。
デザインはiPhone 3Gとあまり変わらないが、背面は樹脂製でブラックとホワイトが用意された。
容量も32GBモデルも追加され、増量している。
iPhone OSは3.0に進化し、使い勝手が向上。他キャリアの絵文字が表示できるようになり、iPhone人気に拍車をかける要因となった。
iPhone 3GS
サイズ:高さ115.5mm×幅62.1mm×厚さ12.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:3M
容量:8GB、16GB、32GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2010年 初代からのデザインを刷新したiPhone 4
2010年6月24日にソフトバンクから発売されたのが、iPhone 4だ。
ガラスとステンレスを組み合わせた上質なスクエアデザインへと進化。カラーはブラックが先に発売され、ホワイトは何度も発売が延期された後、2011年4月28日にソフトバンクから発売されている。
画面サイズは3.5インチのままだが、解像度が大幅にアップし、640×960ピクセル、ピクセル密度326ppiとなった。これは、人間の目が点を認識する300ppiを超える精細さといわれており、アップルは「Retinaディスプレイ」と名付けた。
カメラも500万画素に進化。フロントにもカメラを配し、ビデオ通話「FaceTime」が利用できるようになった。
OSは名称が変更され「iOS」となり、「iOS 4」が本機で採用されている。このiOS4によりマルチタスクに対応した。また、ホーム画面ではフォルダ機能が利用できるようになった。
iPhone 4
サイズ:高さ115.2mm×幅58.6mm×厚さ9.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:5M
容量:8GB、16GB、32GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2011年 ついにKDDI(au)から発売! iPhone 4S
2011年10月14日にソフトバンクとKDDI(au)から発売されたのがiPhone 4Sだ。
容量は64GBモデルが追加、カラーはブラックとホワイトの2色。デザインはiPhone 4とほぼ同じで、プロセッサはデュアルコアの「A5」、メインカメラは800万画素にアップしている。
OSはiOS 5に進化し、「通知センター」が画面上部からスワイプすると表示されるようになった。 また、「iMessage」も追加されている。そして、「iCloud」「Siri」に対応する最初のiPhoneでもある。
2011年10月15日にアップルの創設者のスティーブ・ジョブズ氏が死去。氏が発表を見届けた最後のiPhoneになった。
iPhone 4S
サイズ:高さ115.2mm×幅58.6mm×厚さ9.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:140g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2012年 LTEに対応し縦長4インチ液晶になったiPhone 5
2012年9月21日にソフトバンクとKDDI(au)から発売されたのが iPhone 5だ。
LTEに対応し、日本ではiPhone 5の発売と同日にソフトバンクとauがLTEのデータ通信サービスを開始し、さらに、テザリングにも対応している。
画面サイズは4インチと縦長になり、ホーム画面のアイコン配置が1段増えた。
このモデルから30ピンDockコネクターを廃止し、表裏どちらでも使えるLightningコネクタになり、3.5mmヘッドフォンジャックもボディ下部に移動している。さらにSIMカードもnanoSIMになった。OSには「iOS 6」を採用している。
一方でGoogle Maps対応からアップル独自の地図アプリを提供、当初は地図データの不備などが指摘された。
iPhone 5
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:112g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ブラック、ホワイト
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2013年 ついにドコモがiPhoneを発売! iPhone 5s/5c
これまでのiPhoneは、年に1機種を販売するのが基本だった。しかし、2013年9月20日にソフトバンク、KDDI(au)、ドコモから発売されたのはiPhone 5sとiPhone 5cの2機種だった。さらに、Apple StoreでSIMロックフリー版が発売されている。
iPhone 5sは、iPhone 5のデザインを踏襲しているが、ホームボタンに指紋認証ができる「Touch ID」を内蔵した。ロック解除以外にもApple IDの決済に活用されている。カラーはブラックとホワイトの2色。
iPhone 5cはデザインを刷新し、ポリカーボネートと5色のカラーバリエーションとなった。「Touch ID」は非搭載。64GBモデルも採用されていない。
両機ともに「iOS 7」を搭載。iOS 7からアイコンのデザインがそれまでの立体的なものから、平面的なものへと変更になっている。
iPhone 5s
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:112g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 5c
サイズ:高さ124.4mm×幅59.2mm×厚さ8.97mm
画面サイズ:4インチ
重さ:132g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、イエロー
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2014年 4.7インチと5.5インチのiPhone 6/iPhone 6 Plus
2014年9月19日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのが、iPhone 6/iPhone 6 Plusだ。
2種類の画面サイズのモデルが発売されるようになったのは、このiPhone 6/6 Plusから。それぞれ画面サイズが4.7インチと5.5インチに拡大されている。一方で厚さはiPhone 6で6.9mm、iPhone 6 Plusで7.1mmと、iPhone 5sの7.6mmから大幅に薄くなっている。全体のフォルムはやや丸みを帯びた。
プロセッサは「A8」を搭載し、Touch IDと連携させた「Apple Pay」を導入している(NFC対応)。
容量が128GBのモデルも追加されている。
iPhone 6
サイズ:高さ138.1mm×幅67.0mm×厚さ6.9mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:129g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 6 Plus
サイズ:高さ158.1mm×幅77.8mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:172g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2015年 3D Touchを搭載したiPhone 6s/iPhone 6s Plus
2015年9月25日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクから発売されたのが、iPhone 6s/iPhone 6s Plusだ。
デザインはiPhone 6シリーズを踏襲しているが、素材の変更により強度をアップしている。
大きな変更点としては、ディスプレイ下に圧力を検出するセンサーが組み込まれ、画面を押し込むと様々な情報が見られる「3D Touch」を搭載したこと。
カメラも1200万画素にアップ。「Live Photos」が加わったのもこのモデルから。さらに、両機からSIMロック解除に対応している。
iPhone 6s
サイズ:高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:143g
カメラ:12M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 6s Plus
サイズ:高さ158.2mm×幅77.9mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:192g
カメラ:12M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2016年 防水とFeliCa対応のiPhone 7/iPhone 7 Plusと4インチのiPhone SE
2016年9月16日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのがiPhone 7とiPhone 7 Plusだ。Apple StoreではSIMロックフリーモデルも販売されている。
ボディデザインはiPhone 6s/iPhone 6s Plusを踏襲しているが、iPhone 7 Plusはデュアルカメラを搭載しており、やや形状が異なる。このデュアルカメラにより疑似的な光学2倍ズームが可能になっている。
iPhone 7とiPhone 7 PluはiPhoneとして初めての防水と防塵(じん)に対応。また、3.5mmヘッドフォンジャックが廃止され、Lightningコネクタ経由の外部入出力となった。スピーカーはステレオとなっている。
また、FeliCaや1.5GHz帯のLTEに対応した、いわゆる日本専用モデルが登場した。
容量256GBモデルが出たのも両機から。
iPhone 7
サイズ:高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:138g
カメラ:12M
容量:32GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ジェットブラック、ゴールド、ローズゴールド、シルバー、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ホームボタン
iPhone 7 Plus
サイズ:高さ158.2mm×幅77.9mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:188g
カメラ:12M
容量:32GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ジェットブラック、ゴールド、ローズゴールド、シルバー、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ホームボタン
2016年3月31日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクから発売され、コンパクトなサイズからいまだに人気が高いiPhone SE。Apple StoreではSIMロックフリー版も販売されている。
同機は「iPhone 5s」とほぼ同一のデザインであるが、「iOS 9.3」を搭載し、機能面ではiPhone 6s相当となっている。
iPhone SE
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:113g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールドルド
Lightningコネクタ
3.5 mm ヘッドフォンジャック
ホームボタン
また、2016年3月4日にはiPhone 5sがY!mobileから、同7月15日にはUQ mobileから販売された。
2017年 全てが新しいiPhone Xが誕生。6シリーズからの究極進化形iPhone 8/8 Plusも人気に
2017年11月3日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのがiPhone Xだ。初代iPhoneの誕生から10年、ついにiPhoneが次世代へと進化した。Apple StoreではSIMロックフリーモデルも販売されている。
特徴はホームボタンが廃止されたことだろう。そのため、ボディに対する画面占有率が高くなり、スッキリとした印象になっている。それでいてIP67等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能をもつ。
画面は従来の16:9の比率から約2:1(19:9相当)と縦長になり、サイズは5.8インチ。液晶ではなく有機ELを採用しているのも見逃せない進化ポイントだ。
ホームボタンが廃止されたことにともない、今までの指紋認証「Touch ID」から、TrueDepthカメラによる顔認識「Face ID」へと変更した。ロック解除、認証、支払いを安全に実行できる。
ボディに採用された素材もプレミアムな仕上がりで、全面ガラスに加え本体の周囲をステンレススチールとし、クロームメッキのような輝きを手に入れた。
メインカメラは縦に配置されたデュアルレンズだ。さらに、ワイヤレス充電にも対応する。
iPhone X
サイズ:高さ143.6mm×幅70.9mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:5.8インチ
重さ:174g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ
Lightningコネクタ
一方、iPhone 6シリーズからの流れを汲むモデルとして、iPhone 8/8 Plusも2017年9月13日よりドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売された。Apple StoreではSIMロックフリーモデルも販売されている。
両機は美しいガラスデザインを採用し、防水・防塵機能を実現。A11Bionicチップを搭載、ワイヤレス充電にも対応する。
2018年に発表された新型iPhoneは全機ホームボタンレスとなったため、このiPhone 8/8 Plusが最後のホームボタン搭載機になった。
iPhone 8
サイズ:高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:148g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED
ホームボタン
ワイヤレス充電
iPhone 8 Plus
サイズ:高さ158.4mm×幅78.1mm×厚さ7.5mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:202g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED
ホームボタン
ワイヤレス充電
また、同年で特筆すべきことは、iPhone SEが2017年3月25日からY!mobileとUQ mobileで販売を開始したことだろう。
2018年 ついにホームボタンを全廃。iPhone XS/XS Max、iPhone XRの3タイプが誕生
初代iPhoneから続いたホームボタンが、2018年発表の新型iPhoneからついに全廃された。
iPhone 8シリーズの実質の後継機となったが、iPhone XR。iPhone Xは2サイズへと進化し、それぞれiPhone XS/iPhone XS Maxとなった。
2017年9月21日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、Apple Storeで発売されたのがiPhone XS/iPhone XS Maxだ。
iPhone XSはiPhone Xの正統進化版。5.8インチの有機EL画面を持つ。今作から追加されたiPhone XS Maxは、6.5インチの有機EL画面を採用、iPhone史上最大の画面サイズを誇る。
両機ともスマートフォン初の7ナノメーターチップとなる「A12 Bionicチップ」を搭載。さらに高速駆動が可能になった。
ストレージ容量がiPhone史上最大になる512GBモデルの登場も、当時話題になった。
nanoSIMとデジタルのeSIMを使ったデュアルSIMを採用。OSはiOS12が搭載されている。
iPhone XS
サイズ:高さ143.6mm×幅70.9mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:5.8インチ
重さ:177g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone XS Max
サイズ:高さ157.5mm×幅77.4mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:6.5インチ
重さ:208g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 8の進化版と呼べるのが、2018年10月26日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、Apple Storeで発売されたiPhone XRだろう。
縦長6.1インチのRetinaディスプレイ(液晶)をオールスクリーンのガラスとアルミニウムのボディに搭載。XSと同じ「A12 Bionicチップ」を搭載し、Face IDなども対応。IP67等級に適合する防沫性能と耐水性能を備える。
nanoSIMとデジタルのeSIMを使ったデュアルSIMを採用。OSは「iOS12」が搭載された。
iPhone XR
サイズ:高さ150.9mm×幅75.7mm×厚さ8.3mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:194g
カメラ:12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
初代iPhoneの価格っていくらだったの?
残念ながら日本では発売されなかった初代iPhoneは、米国で購入した場合8GBモデルが599ドル(約7万円・当時)、4GBモデルが499ドル(約6万円)だった。
ちなみにeBayで初代iPhoneの中古を検索したところ、箱なしだと5000円前後でもあるが、箱入りだと5〜10万円程度、2007年の発売日のバッグ付未開封8GBモデルでは、50万円ほどで販売された模様(2019年7月現在)。
iPhone歴代モデルの値段一覧
iPhone 3G
発売時の一括価格は8GBモデルが6万9120円、16GBモデルが8万640円(ソフトバンク)。
iPhone 3GS
発売時の一括価格は8GBモデルが6万9120円、16GBモデルが8万640円(ソフトバンク)。
iPhone 4
発売時の一括価格は16GBモデルで4万6080円、32GBモデルで5万7800円(ソフトバンク)。
iPhone 4S
発売時の一括価格は16GBモデルが5万7600円(ソフトバンク)、6万1680円(au)、64GBモデルが6万7200円(ソフトバンク)、7万2000円(au)。
iPhone 5
発売時の一括価格は16GBモデルが6万1680円、32GBモデルが7万2000円、64GBモデルが8万2320円(au)
iPhone 5s/5c
iPhone 5sの発売時の一括価格は16GBモデルが9万5760円、32GBモデルが9万5760円、64GBモデルが9万5760円(ドコモ)
iPhone 5cの発売時の一括価格は16GBモデルが8万5680円、32GBモデルが9万5760円(ドコモ)
iPhone 6/6 Plus
iPhone 6の発売時の一括価格は16GBモデルが7万3872円、64GBモデルが8万6832円、128GBモデルが9万7200円(ドコモ)
iPhone 6 Plusの発売時の一括価格は16GBモデルが8万6832円、64GBモデルが9万7200円、128GBモデルが9万9792円(ドコモ)
iPhone 6s/6s Plus
iPhone 6sの発売時の一括価格は16GBモデルが9万3312円、64GBモデルが9万9792円、128GBモデルが9万9792円(ドコモ)
iPhone 6s Plusの発売時の一括価格は16GBモデルが9万9792円、64GBモデルが9万9792円、128GBモデルが9万9792円(ドコモ)
iPhone SE
発売時の一括価格は16GBモデルが5万7024円、64GBモデルが6万9984円(ドコモ)
iPhone 7/7 Plus
iPhone 7の発売時の一括価格は32GBモデルが8万2296円、128GBモデルが9万3960円、256GBモデルが10万5624円(ドコモ)
iPhone 7 Plusの発売時の一括価格は32GBモデルが9万6552円、128GBモデルが10万8216円、256GBモデルが11万9880円(ドコモ)
iPhone X
発売時の一括価格は64GBモデルが12万5064円、256GBモデルが14万3856円(ドコモ)
iPhone 8/8 Plus
iPhone 8の発売時の一括価格は64GBモデルが8万8776円、256GBモデルが10万6920円(ドコモ)
iPhone 8 Plusの発売時の一括価格は64GBモデルが10万440円、256GBモデルが11万8584円(ドコモ)
iPhone XS/XS Max
iPhone XSの発売時の一括価格は64GBモデルが12万8952円、256GBモデルが14万7096円、512GBモデルが17万1720円(ドコモ)
iPhone XS Maxの発売時の一括価格は64GBモデルが14万1912円、256GBモデルが16万56円、512GBモデルが18万4680円
iPhone XR
発売時の一括価格は64GBモデルが9万8496円、128GBモデルが10万4976円、256GBモデルが11万6640円(ドコモ)
※データは2019年7月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘