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iPhone 15を買う前に知っておきたい標準モデルと「Pro」モデルの違い

2023.10.07

2023年版の最新モデルとして登場した「iPhone 15」シリーズ。例年通り、各通信キャリアやApple Store、一部家電量販店で取り扱われているため、機種変更をしようか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。

iPhone 15シリーズは、前モデルのiPhone 14シリーズと同様に、iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの4モデル展開。性能や販売価格で分けると、iPhone 15とiPhone 15 Plusが「標準モデル」、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxが「Proモデル」といえます。

本記事では、これからiPhoneの機種変更を検討している人に向け、iPhone 15シリーズの標準モデルとProモデルの違いについて紹介していきます。

iPhone 15シリーズのディスプレイサイズは変わらず……注目は「色」と「素材」

iPhone 15シリーズは、iPhone 14シリーズと同様に、iPhone 15とiPhone 15 Proが6.1インチ、iPhone 15 PlusとiPhone 15 Pro Maxが6.7インチのディスプレイを搭載。本体サイズに極端な違いはありません。ただし、Proモデルのみ、常時表示ディスプレイや120Hzリフレッシュレートに対応。iPhone 15シリーズにプリインストールされている「iOS 17」では、「スタンバイ」という、iPhoneを置時計のように設定できる機能が用意されているため、こちらをフル活用するためには、Proモデルが必要になります。

Proモデルでのみ利用できるスタンバイモード

一方、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxにはステンレススチール素材が採用されていたため重さが弱点だったのに対し、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは本体素材をチタニウムに変更したことで、前モデル比で20g近く軽くなっています。それでも標準モデルよりは重みがありますが、扱いやすくなったという意味では、Proシリーズを狙っている人にとってうれしいアップデートでしょう。標準モデルでは、引き続きアルミニウム素材が使用されています。

本体カラーは、iPhone 15、iPhone 15 Plusがブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色展開、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxがブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色展開となります。

標準モデルではパステルな、かわいらしい色合いなのに対し、Proモデルでは高級感のある、シックな色合いになっています。製品コンセプト通りのデザインともいえますが、好みの分かれる部分なので、気に入った色があればそちらを選ぶとよいでしょう。

iPhone 15の標準モデルとProモデル、一番の違いはやはりカメラか

例年通りではありますが、標準モデルとProモデルの違いが顕著に出るのはカメラ性能でしょう。Proシリーズにのみ望遠レンズやLiDARスキャナが搭載されているため、より実用的なのはやはりProモデル。とはいえ、遠所の撮影はあまりしないという人であれば、そこまで違いは感じないかもしれません。

また、iPhone 15シリーズは、Proモデルの2モデルでも、望遠カメラ性能に差が付いたのが特徴。iPhone 15 Proは光学3倍ズームに対応しているのに対し、iPhone 15 Pro Maxではペリスコープカメラを搭載することで、光学5倍ズームに対応しています。焦点距離は120mmとなり、かなり遠い場所でもきれいな撮影ができるため、カメラ機能を存分に楽しみたいという人には、iPhone 15 Pro Maxがおすすめです。

また、iPhone 15、iPhone 15 Plusは、メインカメラが48MPに進化(iPhone 14では12MP)。新たにピクセルビニング機能にも対応しているため、メインカメラの取り回しのよさも上がっています。

iPhone 15シリーズは全モデルでUSB-C対応! 規格は微妙に違う?

iPhone 15シリーズでは、4モデル共通で充電ポートがUSB-Cへと変更されました。現行のiPadやMacBookシリーズでも採用にも搭載されている、広く採用されている規格になったため、コードを複数持ち運ばなくてもよくなるといったメリットがあります。

ただし、標準モデルとProモデルでは、搭載されているUSB-Cの規格に違いがあります。標準モデルでは、最大480Mb/sの「USB 2」なのに対し、Proモデルでは最大10Gbp/sの「USB 3」を搭載しています。

標準モデル(上)とProモデル(下)でUSB-Cの規格に違いがある

そのため、iPhoneからPCなどにファイルを転送する際のスピードは、Proモデルのほうが早くなります。iPhoneで動画や写真を多く撮影し、それをPCで編集するといった使い方のためと考えられる、まさに〝Pro〟使用の違いといえるポイントでしょう。

iPhone本体左側面の消音スイッチはiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxで「ボタン式」に!?

細かな仕様変更ともいえるかもしれませんが、従来、iPhoneの左側面に搭載されている「消音スイッチ」は、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの2機種でのみ、「アクションボタン」へと変更になります。

これまでは、スイッチを前後に切り替えることで、ミュート状態の切り替えを行っていましたが、アクションボタンでは長押しでこの操作を行うことに。また、長押し時の操作は、ライトの点灯やカメラアプリの起動など、任意のショートカットに変更することもできます。

iPhone 15の標準モデルはA16 Bionic、ProモデルはA17 Proを搭載

搭載されるチップセットは、iPhone 15、iPhone 15 Plusの2機種が、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxに搭載されていたA16 Bionic、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxには、新たな3ナノシステムを採用したA17 Proとなります。

当然、世代を追うごとに処理性能やAI性能は向上しているため、Proシリーズのほうが、処理が早い、省電力性に優れているといった〝かしこさ〟を持っています。また、A17 ProはGPUの性能が大幅に進化しており、A16 Bionicと比較して最大4倍速いレイトレーシングに対応するなど、アプリゲームをヘビーにプレイしたいという人にもおすすめできる機種となっています。

iPhone 15シリーズの販売価格、ストレージ容量の違いもチェック

最後に、iPhone 15シリーズ4モデルの、Apple Storeでの販売価格を見ていきましょう。当然ではありますが、多機能なProモデルのほうが販売価格は高くなっているため、用途と価格のバランスを鑑みて、購入する端末を選んでみてください。

iPhone 15

128GBモデル:12万4800円
256GBモデル:13万9800円
512GBモデル:16万9800円

iPhone 15 Plus

128GBモデル:13万9800円
256GBモデル:15万4800円
512GBモデル:18万4800円

iPhone 15 Pro

128GBモデル:15万9800円
256GBモデル:17万4800円
512GBモデル:20万4800円
1TBモデル :23万4800円

iPhone 15 Pro Max

256GBモデル:18万9800円
512GBモデル:21万9800円
1TBモデル :24万9800円

上記の通り、1TBモデルが用意されているのはProモデルのみとなります。また、iPhone 15 Pro Maxでは、128GBモデルの展開がなく、最小構成が256GBとなりました。

※データは2023年9月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/F.さとう

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