目次
2007年に初代iPhoneが誕生し、17年が経ちます。
iPhone以前にもスマートフォンと呼ばれる端末は世に出ていたが、まだまだフィーチャーフォンが全盛の時代、「スマートフォンなんて使い勝手が悪いよ……」という、ネガティブな意見が支配的でした。
そんな時代の扉をこじ開けたのが、iPhone。
今ではiPhoneはわれわれの暮らしに浸透し、当たり前の存在になっていますが、ここに至るまでは紆余曲折の歴史があったのです!
iPhoneの歴史を年表形式で振り返る
2007年から始まるiPhoneの歴史をここでは年表形式で見ていきます。
2007年 初代iPhoneが発売
2007年にアップル社からリリースされた初代iPhone。背面のアルミニウムボディにフロントはタッチ操作が可能な静電式の液晶パネルを搭載しています。
アイコンが整然と配置されるホーム画面は、今のiPhoneに通じる完成度の高さを示しています。
初代iPhone
サイズ:高さ115mm×幅61mm×厚さ11.6mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:2M
容量:4GB、8GB(16GBが追加)
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2008年 日本初登場! iPhone 3Gが発売
2008年7月11日正午、日本のソフトバンクからついにiPhoneが発売。3Gネットワークに接続し、快適にインターネット接続が楽しめるiPhoneは日本でもブームを巻き起こしました。
OSのバージョンがiPhone 2.0に進化、「App Store」でアプリを追加できるようになりましたが、10MB以上のアプリはWi-FiやiTunes経由で取り込む必要がありました。
メールやカレンダー、連絡先をPCやMacと同期できる「MobileMe」(後のiCloud)を同時に発表。年額9800円で利用できたのも懐かしいですね。
iPhone 3G
サイズ:高さ115mm×幅62.1mm×厚さ12.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:133g
カメラ:2M
容量:8GB、16GB
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2009年 より使いやすく進化したiPhone 3GSが発売
2009年6月26日にソフトバンクから発売されたのが、iPhone 3GS。デザインはiPhone 3Gとあまり変わらないものの、背面は樹脂製でブラックとホワイトが用意されています。
容量も32GBモデルも追加され、増量しました。iPhone OSは3.0に進化し、使い勝手が向上。他キャリアの絵文字が表示できるようになり、iPhone人気に拍車をかける要因となりました。
iPhone 3GS
サイズ:高さ115.5mm×幅62.1mm×厚さ12.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:3M
容量:8GB、16GB、32GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2010年 初代からのデザインを刷新したiPhone 4
2010年6月24日にソフトバンクから発売されたのが、iPhone 4です。
ガラスとステンレスを組み合わせた上質なスクエアデザインへと進化。カラーはブラックが先に発売され、ホワイトは何度も発売が延期された後、2011年4月28日にソフトバンクから発売されています。
画面サイズは3.5インチのままですが、解像度が大幅にアップし、640×960ピクセル、ピクセル密度326ppiとなりました。これは、人間の目が点を認識する300ppiを超える精細さといわれており、アップルは「Retinaディスプレイ」と名付けています。
カメラも500万画素に進化。フロントにもカメラを配し、ビデオ通話「FaceTime」が利用できるようになっています。
OSは名称が変更され「iOS」となり、「iOS 4」が本機で採用されています。このiOS 4によりマルチタスクに対応。また、ホーム画面ではフォルダ機能が利用できるようになりました。
iPhone 4
サイズ:高さ115.2mm×幅58.6mm×厚さ9.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:135g
カメラ:5M
容量:8GB、16GB、32GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2011年 ついにKDDI(au)から発売! iPhone 4S
2011年10月14日にソフトバンクとKDDI(au)から発売されたのがiPhone 4Sです。
容量は64GBモデルが追加、カラーはブラックとホワイトの2色。デザインはiPhone 4とほぼ同じで、プロセッサはデュアルコアの「A5」、メインカメラは800万画素にアップしました。
OSはiOS 5に進化し、「通知センター」が画面上部からスワイプすると表示されるように。 また、「iMessage」も追加されています。そして、「iCloud」「Siri」に対応する最初のiPhoneでもあります。
2011年10月15日にアップルの創設者のスティーブ・ジョブズ氏が死去。氏が発表を見届けた最後のiPhoneになりました。
iPhone 4S
サイズ:高さ115.2mm×幅58.6mm×厚さ9.3mm
画面サイズ:3.5インチ
重さ:140g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ブラック、ホワイト
30ピンDockコネクター
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2012年 LTEに対応し縦長4インチ液晶になったiPhone 5
2012年9月21日にソフトバンクとKDDI(au)から発売されたのが iPhone 5。
LTEに対応し、日本ではiPhone 5の発売と同日にソフトバンクとauがLTEのデータ通信サービスを開始し、さらに、テザリングにも対応しています。
画面サイズは4インチと縦長になり、ホーム画面のアイコン配置が1段増えました。
このモデルから30ピンDockコネクターを廃止し、表裏どちらでも使えるLightningコネクタになり、3.5mmヘッドフォンジャックもボディ下部に移動。さらにSIMカードもnanoSIMになった。OSには「iOS 6」を採用しています。
一方でGoogle Maps対応からアップル独自の地図アプリを提供、当初は地図データの不備などが指摘されました。
iPhone 5
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:112g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ブラック、ホワイト
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2013年 ついにドコモがiPhoneを発売! iPhone 5s/5c
これまでのiPhoneは、年に1機種を販売するのが基本でした。しかし、2013年9月20日にソフトバンク、KDDI(au)、ドコモから発売されたのはiPhone 5sとiPhone 5cの2機種。さらに、Apple StoreでSIMフリー版が発売されています。
iPhone 5sは、iPhone 5のデザインを踏襲しているが、ホームボタンに指紋認証ができる「Touch ID」を内蔵。ロック解除以外にもApple IDの決済に活用されています。カラーはブラックとホワイトの2色。
iPhone 5cはデザインを刷新し、ポリカーボネートと5色のカラーバリエーションとなりました。「Touch ID」は非搭載で、64GBモデルも採用されていません。
両機ともに「iOS 7」を搭載。iOS 7からアイコンのデザインがそれまでの立体的なものから、平面的なものへと変更になっています。
iPhone 5s
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:112g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 5c
サイズ:高さ124.4mm×幅59.2mm×厚さ8.97mm
画面サイズ:4インチ
重さ:132g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、イエロー
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2014年 4.7インチと5.5インチのiPhone 6/iPhone 6 Plus
2014年9月19日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのが、iPhone 6/iPhone 6 Plus。
2種類の画面サイズのモデルが発売されるようになったのは、このiPhone 6/6 Plusから。それぞれ画面サイズが4.7インチと5.5インチに拡大されています。一方で厚さはiPhone 6で6.9mm、iPhone 6 Plusで7.1mmと、iPhone 5sの7.6mmから大幅に薄くなっています。全体のフォルムはやや丸みを帯びました。
プロセッサは「A8」を搭載し、Touch IDと連携させた「Apple Pay」を導入しています(NFC対応)。
容量が128GBのモデルも追加されています。
iPhone 6
サイズ:高さ138.1mm×幅67.0mm×厚さ6.9mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:129g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 6 Plus
サイズ:高さ158.1mm×幅77.8mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:172g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2015年 3D Touchを搭載したiPhone 6s/iPhone 6s Plus
2015年9月25日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクから発売されたのが、iPhone 6s/iPhone 6s Plusです。
デザインはiPhone 6シリーズを踏襲しているが、素材の変更により強度をアップしています。
大きな変更点としては、ディスプレイ下に圧力を検出するセンサーが組み込まれ、画面を押し込むと様々な情報が見られる「3D Touch」を搭載したこと。カメラも1200万画素にアップしています。「Live Photos」が加わったのもこのモデルからです。さらに、両機からSIMロック解除に対応しています。
iPhone 6s
サイズ:高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:143g
カメラ:12M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
iPhone 6s Plus
サイズ:高さ158.2mm×幅77.9mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:192g
カメラ:12M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
2016年 防水とFeliCa対応のiPhone 7/iPhone 7 Plusと4インチのiPhone SE
2016年9月16日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのがiPhone 7とiPhone 7 Plus。Apple StoreではSIMフリーモデルも販売されています。
ボディデザインはiPhone 6s/iPhone 6s Plusを踏襲しているが、iPhone 7 Plusはデュアルカメラを搭載しており、やや形状が異なります。このデュアルカメラにより疑似的な光学2倍ズームが可能になっています。
iPhone 7とiPhone 7 PluはiPhoneとして初めての防水と防塵(じん)に対応。また、3.5mmヘッドフォンジャックが廃止され、Lightningコネクタ経由の外部入出力となりました。スピーカーはステレオとなっています。
また、FeliCaや1.5GHz帯のLTEに対応した、いわゆる日本専用モデルが登場しています。容量256GBモデルが出たのも両機からです。
iPhone 7
サイズ:高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:138g
カメラ:12M
容量:32GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ジェットブラック、ゴールド、ローズゴールド、シルバー、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ホームボタン
iPhone 7 Plus
サイズ:高さ158.2mm×幅77.9mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:188g
カメラ:12M
容量:32GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ジェットブラック、ゴールド、ローズゴールド、シルバー、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ホームボタン
2016年3月31日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクから発売され、コンパクトなサイズからいまだに人気が高いiPhone SEの初代モデル。Apple StoreではSIMロックフリー版も販売されています。
同機は「iPhone 5s」とほぼ同一のデザインで、「iOS 9.3」を搭載し、機能面ではiPhone 6s相当となっています。
iPhone SE
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:113g
カメラ:8M
容量:16GB、32GB、64GB、128GB
カラー:スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールドルド
Lightningコネクタ
3.5 mm ヘッドフォンジャック
ホームボタン
また、2016年3月4日にはiPhone 5sがY!mobileから、同7月15日にはUQ mobileから販売された。
2017年 全てが新しいiPhone Xが誕生。6シリーズからの究極進化形iPhone 8/8 Plusも人気に
2017年11月3日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売されたのがiPhone X。Apple StoreではSIMロックフリーモデルも販売されています。
特徴はホームボタンが廃止されたことでしょう。そのため、ボディに対する画面占有率が高くなり、スッキリとした印象になっています。それでいてIP67等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能をもちます。
画面は従来の16:9の比率から約2:1(19:9相当)と縦長になり、サイズは5.8インチ。液晶ではなく有機ELを採用しているのも見逃せない進化ポイントです。
ホームボタンが廃止されたことにともない、今までの指紋認証「Touch ID」から、TrueDepthカメラによる顔認識「Face ID」へと変更。ロック解除、認証、支払いを安全に実行できます。
ボディに採用された素材もプレミアムな仕上がりで、全面ガラスに加え本体の周囲をステンレススチールとし、クロームメッキのような輝きを手に入れました。
メインカメラは縦に配置されたデュアルレンズ。さらに、ワイヤレス充電にも対応します。
iPhone X
サイズ:高さ143.6mm×幅70.9mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:5.8インチ
重さ:174g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ
Lightningコネクタ
一方、iPhone 6シリーズからの流れを汲むモデルとして、iPhone 8/8 Plusも2017年9月13日よりドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクで発売。Apple StoreではSIMロックフリーモデルも販売されています。
両機は美しいガラスデザインを採用し、防水・防塵機能を実現。A11Bionicチップを搭載、ワイヤレス充電にも対応します。
iPhone 8
サイズ:高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:148g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED
ホームボタン
ワイヤレス充電
iPhone 8 Plus
サイズ:高さ158.4mm×幅78.1mm×厚さ7.5mm
画面サイズ:5.5インチ
重さ:202g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED
ホームボタン
ワイヤレス充電
また、同年で特筆すべきことは、iPhone SEが2017年3月25日からY!mobileとUQ mobileで販売を開始したことでしょう。
2018年 iPhone XS/XS Max、iPhone XRの3タイプが誕生
iPhone 8シリーズの実質の後継機となったのが、iPhone XR。iPhone Xは2サイズへと進化し、それぞれiPhone XS/iPhone XS Maxとなりました。
2017年9月21日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、Apple Storeで発売されたのがiPhone XS/iPhone XS Maxです。
iPhone XSはiPhone Xの正統進化版。5.8インチの有機EL画面を持ちます。iPhone XS Maxは、6.5インチの有機EL画面を採用。
両機ともスマートフォン初の7ナノメーターチップとなる「A12 Bionicチップ」を搭載。さらに高速駆動が可能になっています。ストレージ容量がiPhone史上最大になる512GBモデルの登場も、当時話題になりました。
nanoSIMとデジタルのeSIMを使ったデュアルSIMを採用。OSはiOS12が搭載されています。
iPhone XS
サイズ:高さ143.6mm×幅70.9mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:5.8インチ
重さ:177g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone XS Max
サイズ:高さ157.5mm×幅77.4mm×厚さ7.7mm
画面サイズ:6.5インチ
重さ:208g
カメラ:12M
容量:64GB、256GB
カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 8の進化版と呼べるのが、2018年10月26日にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、Apple Storeで発売されたiPhone XRでしょう。
縦長6.1インチのRetinaディスプレイ(液晶)をオールスクリーンのガラスとアルミニウムのボディに搭載。XSと同じ「A12 Bionicチップ」を搭載し、Face IDなども対応。IP67等級に適合する防沫性能と耐水性能を備えます。
nanoSIMとデジタルのeSIMを使ったデュアルSIMを採用。OSは「iOS12」が搭載されました。
iPhone XR
サイズ:高さ150.9mm×幅75.7mm×厚さ8.3mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:194g
カメラ:12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
2019年 デュアルカメラを搭載したiPhone 11と3眼カメラ搭載のProモデルが登場
現在まで続く、2桁の数字が付いたシリーズとして登場したのがiPhone 11シリーズ。初めて〝Pro〟〝Pro Max〟を冠したモデルも、ここで登場しました。
iPhone 11は6.1インチディスプレイと12MPデュアルカメラを搭載。iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxは望遠カメラを含むトリプルカメラを搭載し、前者が5.8インチ、後者が6.5インチです。
搭載チップセットはA13 Bionicで、初期搭載OSは「iOS 13」です。
iPhone 11
サイズ:高さ150.9mm×幅75.7mm×厚さ8.3mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:194g
カメラ:デュアル12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、グリーン、イエロー、パープル、(PRODUCT)RED、ホワイト
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 11 Pro
サイズ:高さ140.0mm×幅71.4mm×厚さ8.1mm
画面サイズ:5.8インチ
重さ:188g
カメラ:トリプル12M
容量:64GB、256GB、512GB
カラー:ゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 11 Pro Max
サイズ:高さ158.0mm×幅77.8mm×厚さ8.1mm
画面サイズ:6.5インチ
重さ:226g
カメラ:トリプル12M
容量:64GB、256GB、512GB
カラー:ゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
2020年 久々のホームボタン搭載モデルiPhone SE(第2世代)と5G通信対応のiPhone 12
2020年4月には、多くの人が待ち望んだ、ホームボタン搭載モデルのiPhone SE(第2世代)が登場。
4.7インチディスプレイに質量148gのコンパクトボディを採用。iPhone 11シリーズと共通のA13 Bionicを搭載したパワフルさで、話題を呼びました。
iPhone SE(第2世代)
サイズ:高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:148g
カメラ:12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
同年10月から順次発売されたのが、iPhone 12シリーズ。iPhone 11シリーズのラインアップに〝mini〟モデルを加えた4モデル展開で、iPhoneとしては初の5G通信に対応した製品です。
搭載チップセットはA14 Bionic。MagSafeによるワイヤレス充電にも4モデルで対応。Proモデルには、LiDERスキャナも搭載されています。
iPhone 12
サイズ:高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.4mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:194g
カメラ:デュアル12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED、グリーン、ブルー、パープル
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 12 mini
サイズ:高さ131.5mm×幅64.2mm×厚さ7.4mm
画面サイズ:5.4インチ
重さ:133g
カメラ:デュアル12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:ブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED、グリーン、ブルー、パープル
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 12 Pro
サイズ:高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.4mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:187g
カメラ:Pro12Mカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:シルバー、グラファイト、ゴールド、パシフィックブルー
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 12 Pro Max
サイズ:高さ160.8mm×幅78.1mm×厚さ7.4mm
画面サイズ:6.7インチ
重さ:226g
カメラ:Pro12Mカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:シルバー、グラファイト、ゴールド、パシフィックブルー
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
2021年 バッテリー持ちを改善したiPhone 13シリーズ
2021年に発売されたiPhone 13シリーズは、iPhone 12シリーズと同じく4モデル展開。前モデルからバッテリー持ちを改善し、より長い時間駆動するようになっています。
搭載チップセットはA15 Bionic。初期搭載OSはiOS 15です。iPhone 13、iPhone 13 miniはアルミフレーム、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxはステンレススチール素材を採用。Proモデルでは、120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しています。
iPhone 13
サイズ:高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.65mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:173g
カメラ:デュアル12M
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、グリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 13 mini
サイズ:高さ131.5mm×幅64.2mm×厚さ7.65mm
画面サイズ:5.4インチ
重さ:140g
カメラ:デュアル12M
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、グリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 13 Pro
サイズ:高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.65mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:203g
カメラ:Pro 12MPカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB、1TB
カラー:グラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルー、アルパイングリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 13 Pro Max
サイズ:高さ160.8mm×幅78.1mm×厚さ7.65mm
画面サイズ:6.7インチ
重さ:238g
カメラ:Pro 12MPカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB、1TB
カラー:グラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルー、アルパイングリーン
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
2022年 第3世代になったiPhone SEと久々のPlusも登場したiPhone 14シリーズ
2022年に登場したのが、iPhone SE(第3世代)。本体デザインはほぼiPhone SE(第2世代)と共通ですが、A15 Bionicを搭載し、初期搭載OSはiOS 15となりました。
iPhone SE(第3世代)
サイズ:高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:144g
カメラ:12M
容量:64GB、128GB、256GB
カラー:(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
9月に登場したiPhone 14シリーズは、標準モデルのiPhone 14に、大画面のiPhone 14 Plus、ProシリーズのiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxという構成。久しぶりにPlusが登場し、標準サイズ、大画面サイズ、Proの標準サイズ、Proの大画面サイズという組み合わせになりました。
Proモデル2機種では、常時表示ディスプレイに対応。ディスプレイ上部に搭載されていたノッチが廃止となり、新たにDynamic Islandが搭載されています。搭載チップセットは、標準モデルがA15 Bionic、ProモデルがA16 Bionicです。
また、Proモデルのメインカメラが48MPになったのも、1つの特徴です。
iPhone 14
サイズ:高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.80mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:172g
カメラ:デュアル12M
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:ミッドナイト、パープル、スターライト、(PRODUCT)RED、ブルー、イエロー
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 14 Plus
サイズ:高さ160.8mm×幅78.1mm×厚さ7.80mm
画面サイズ:6.7インチ
重さ:203g
カメラ:デュアル12M
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:ミッドナイト、パープル、スターライト、(PRODUCT)RED、ブルー、イエロー
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 14 Pro
サイズ:高さ147.5 mm×幅71.5 mm×厚さ7.85mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:206g
カメラ:Proカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB、1TB
カラー:スペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープル
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 14 Pro Max
サイズ:高さ160.7 mm×幅77.6 mm×厚さ7.85mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:240 g
カメラ:Proカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB、1TB
カラー:スペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープル
Lightningコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
2023年 充電コネクタがUSB-Cになった最新モデルのiPhone 15シリーズ
執筆時点で最新モデルとなるiPhone 15シリーズでは、4モデル共通で、充電ポートがUSB-Cに変更。これにより、他社のワイヤレスイヤホンといった製品と、ケーブルを併用しやすくなりました。
標準モデルの2モデルにも、Dynamic Islandや48MPメインカメラが採用されたのも特徴。搭載チップセットは、標準モデルがA16 Bionic、ProモデルがA17 Proとなります。
iPhone 15
サイズ:高さ146.7mm×幅71.6mm×厚さ7.80mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:171g
カメラ:デュアルカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク
USB-Cコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 15 Plus
サイズ:高さ160.9 mm×幅77.8mm×厚さ7.80mm
画面サイズ:6.7インチ
重さ:201g
カメラ:デュアルカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB
カラー:ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク
USB-Cコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 15 Pro
サイズ:高さ146.6mm×幅70.6mm×厚さ8.25mm
画面サイズ:6.1インチ
重さ:187g
カメラ:Proカメラシステム
容量:128GB、256GB、512GB、1TB
カラー:ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウム
USB-Cコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
iPhone 15 Pro Max
サイズ:高さ159.9mm×幅76.7mm×厚さ8.25mm
画面サイズ:6.7インチ
重さ:221g
カメラ:Proカメラシステム
容量:256GB、512GB、1TB
カラー:ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウム
USB-Cコネクタ
ワイヤレス充電
デュアルSIM
初代iPhoneの価格っていくらだったの?
残念ながら日本では発売されなかった初代iPhoneは、米国で購入した場合8GBモデルが599ドル(約7万円・当時)、4GBモデルが499ドル(約6万円)でした。
時期iPhoneの発売日はいつごろ? 機種は?
これまでの流れを踏襲すると、2024年に発売されるであろうiPhone 16シリーズは、9月ごろに発表、発売される見込みです。ここ数年の流れを踏まえると、今回も4モデル展開になるのではないでしょうか。
また、iPhone SE(第3世代)の発売から2年以上が経過しているため、2025年春ごろには、iPhone SE(第4世代)が登場する可能性もあります。
こちらもチェック!
〝最強〟の呼び声高い「iPhone 15 Pro Max」は他モデルと比べて何が一番優れている?
iPhone 15を買う前に知っておきたい標準モデルと「Pro」モデルの違い
「iPhone 14 Pro」と「iPhone 15 Pro」は何が違う?新型に買い替えたくなる3つの理由
※データは2024年7月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘