◆高橋晋平の憂鬱な月曜日を楽しくする研究会
日本には、休日明けの月曜が嫌いな人が多すぎる……。その現状を改善するため、月曜日を楽しくしたい人のコミュニティ「月曜クラブ(通称:月ク)」が立ち上がりました。この連載では、月曜日の憂鬱を減らし、一週間を楽しく過ごす方法を研究、紹介していきます。
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突然ですが、皆さんは「アラビックヤマト」という液体のりを知っていますか? オレンジ色の容器が印象的な、国民的商品です。
皆さんは小学校の頃、アラビックヤマトで、本来の使い方ではないいろいろな手遊びを、無意識のうちにやってしまっていたことはないでしょうか。
「童心に帰ること」「目の前のことから気をそらし、何かに没頭すること」は、憂鬱な月曜にオススメの行動です。土日(休日)から一転して急激に負荷のかかる月曜を乗り切るためには、オフィスでも、ちょくちょく息抜きをしながら徐々にエンジンをかけていくのが大事です。
本来は文具であり、置かれているオフィスも多いアラビックヤマトを、ほんの数分触って手遊びをして息抜きするだけで、高い癒し効果が得られる可能性があります。
今回、著者が独自に、小学生~60代まで、合計640名にWebアンケートを実施し、アラビックヤマトでやったことのある遊びを調査しました。その結果出てきた、みんながやっていた遊びを、6位から1位までカウントダウン形式でご紹介します。
【第6位】気泡わり(やったことがある人 34.2%)
アラビックヤマトを使用していくと、当然中身は減って行き、容器内の空気部分(気泡)が大きくなっていきます。一定の大きさまで行くと、容器をうまく傾けながら回転させることで、気泡を真っ二つに割ることができます。これが何とも言えず気持ちいいんです。音のないASMR(脳内感覚絶頂反応)とも言うべきでしょうか。
また、割ることよりも、「めっちゃ細かい気泡の粒を、大きい気泡に合流させる」という遊び派の人も、アンケート回答者の中にはいました。
※クラウドファンディングサイト「kibidango」にて、この気泡を割る行為を究極に気持ちよく楽しめるよう設計された「気泡わり専用アラビックヤマト」を入手できる商品化プロジェクトが開催されているので、ぜひご覧ください。(2019年7月1日~8月28日まで)
■気泡わり専用アラビックヤマト クラウドファンディング特設ページ
【第5位】粘土まるめ(やったことがある人 46.7%)
アラビックヤマトを多めに手につけて、ひたすら、ねちょねちょねちょねちょこねていると、次第に固まって、粘土のように丸まってきます。仕事中にやるのには向いていないかもしれませんが、最も子供心を思い出せる無邪気な遊びではないでしょうか。
【第4位】薄皮はがし(やったことがある人 59.1%)
下敷きなどのつるつるした平らな面に、アラビックヤマトを塗り、自然乾燥させると、半透明なフィルムのようにきれいにペリペリはがすことができます。この行為もなんとも言えない気持ちよさがあります。
ちなみにアンケートでは、「のりにインクを混ぜて綺麗な色の薄皮を作った」「ラメなどを入れてハート型を作っていた」「手の甲に塗っていた」などの意見もありました。