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医師がアドバイス!シミや肌の老化を生まない日焼け止め活用術

2019.07.25

使い分けが重要!

お店の棚にズラッと並ぶ日焼け止め、どう選んでよいか迷いませんか?

まず、日焼け止めを目的別にご紹介します。

SPF2など数値の低い物はサンオイルに相当します。

数値が高い(強い)製品は、肌に刺激を与えることもあり、強ければ良い訳ではありません。

通勤などではSPF30前後、屋外で長時間過ごす時はSPF50前後を選ぶなど、
生活シーンで使い分けることがおススメです。

「具体的にどのブランドやメーカーの日焼け止めが良いか?」ということを聞かれますが、肌に合う物を使うことが最も重要だとお伝えしています。

塗ってから赤みが出るとかヒリヒリする場合は、どんなに良い商品で、せっかく買ったのにもったいないと思っても、無理して使い続けることは控えましょう。

敏感肌の方は刺激が少ない、小児や赤ちゃん用を使うと良いかもしれません。

何を使っても合わないとか肌トラブルが続く場合などは、医療機関を受診することも検討してみて下さいね。

日焼け止めは、豪快に使う方が良い?

 SPFやPAといった日焼け止めの強さは気にされますが、使う量に注意が払われていないことが多いようです。皆さんが塗っている量はSPF値を測定する実験量よりもかなり少ないです。塗る量が少なければ、効果も得られませんよね。

 クリームタイプや乳液タイプ、スプレータイプなど形状も様々ですが、普段塗っている量よりも気持ち多めに塗ると良いでしょう。

耳の裏や足の甲は忘れやすい場所なので、シッカリと!!

 私自身、旅やマリンスポーツが大好きなのでお肌の治療にたずさわる医師としては、日焼けに寛容です。シミ治療に来られる方で、ゴルフなどを趣味にされる方も多いです。「日焼けする=シミのリスク」であっても、過度に恐れたりすることなく、紫外線防御をしながら季節を楽しむことが重要だと考えています。

文/ 倉田大輔(池袋さくらクリニック 院長)

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