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医師がアドバイス!シミや肌の老化を生まない日焼け止め活用術

2019.07.25

紫外線貯金箱があふれた状態がシミ?

ある日突然できるシミ。「紫外線対策はしっかりしていたつもりなのに、ナゼ??」
と思われる方って非常に多いです。

肌の奥には紫外線貯金箱(のような存在)があって、毎日のわずかな紫外線でも貯金されていきます。この貯金箱が一杯になった時、あふれるように出てくるのがシミです。

紫外線貯金箱の大きさにも個人差があり、生まれつき小さい人、つまり紫外線に弱い人はすぐにあふれてしまいます。

アウトドアで真っ黒に焼いていた人は、貯金が速く進んでいる可能性が高いです。「ちょっとの外出や通勤だけだから(日焼け止めを塗らず)素肌のまま出かけちゃう」という油断も紫外線貯金を増やしていきます。

 最近浴びた紫外線のせいで、いきなりシミが出来るのではなく、生まれてから浴びてきた紫外線の積み重ねがシミとして姿を現します。

日焼け止めの仕組み!

日焼け止めのパッケージに「SPFやPA」という言葉を見たことがありませんか?
SPF(Sun Protection Factor)はUV-B、PA(Protection Grade of UVA)はUV-Aを防ぐ力をそれぞれ示しています。UV-A、UV-Bの両方ともお肌に影響を及ぼす紫外線ですので、注意が必要です。

 SPFは国際基準、PAは日本独自の基準ですので、海外製の日焼け止めにはSPFしか表示されていないこともあります。

SPF(紫外線防御指数)は、

「紫外線を浴びた肌が、赤くヒリヒリするまでの時間(成人が夏の日差しの下にいた場合、肌が赤くなるのは約20分)を延ばす指数」です。

シミになるのを防ぐ強さを表わしてはいません。

「SPF30は20×30=600分(10時間)」延ばすことが出来る、という意味です。
同じ様に「SPF50は20×50=1000分(16.7時間)」です。

 実際の生活ではここまで長時間、日光を浴びることは現実的ではありませんね。

 赤くなるほどの日焼けをしなくても、肌の中に変化が起こり、少しずつシミが作られていきます。SPF30の日焼け止めを塗って、1時間程度屋外にいた場合、肌は赤くならなくても、肌の奥に目に見えないような小さなシミの素が生まれています(紫外線貯金箱がたまっていく)。

日焼け止めは赤みを防ぐことが主目的ですが、結果として忍び寄るシミを増えない(目に見える段階まで出てくるのを抗う)ような働きをしています。

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