夜勤トラックドライバーの綺麗すぎる自炊メシ
続いては、札幌在住、40代の夜勤トラックドライバー近藤秀一さん(@shuichi1137)。かつて営業や広告デザイナー、調理、パン職人も経験したことがあるという。Instagramでは、一人飯とは思えない綺麗な見た目のレストランのメニューに見間違いそうになる料理写真が並ぶ。また、仕事に持っていく手作り豪華弁当も注目だ。
「大学生のときにカフェレストランでアルバイト。パン職人時代に具材を手作りしたり、親の喫茶店のメニューやレシピ作りなどを手伝ったりして、あとは一人暮らしで自炊をしながら独学で覚えました」
●料理にハマったきっかけ
「コンビニの味とメニューに飽きてきて、自分ならこう作るのにとか、こんなメニューにするのにとか考えてたら、好きなものを自分で作ったほうが良いと気付きました(笑)
コンセプトは既製品の材料を使わずなるべく手作りしたいのと、正しいものを作りたいということです。インスタには料理や弁当、またレシピなどを載せているのでフォロワーさんは主婦の方が多いのですが、実はあまり主婦向きのレシピは載せてません。簡単なものもありますが、時間があるときはケチャップやマヨネーズまで自分で作るレシピをあえて載せてたりもしてます。早くて安くて簡単で失敗しづらく美味しいレシピが一番需要があるのはよくわかっているのですが、インスタやネット上にたくさんありますので、僕はできるだけ丁寧な手作り料理を載せたいと思っており、平日の時短弁当は男っぽく大胆に盛り付けて楽しむことにしています」
●メニューの決め方
「買い物に行って、その日に安いものなどを見て、パッと料理のイメージが湧くものを作っています」
●自炊を楽しむコツ
1.はじめは既製品の材料をアレンジするところから
「最初から無理せずに、買ってきたものに手を加えるとか、既製品の材料をアレンジするところから始めて、徐々に自分で作る部分を増やすとやりやすいです。あと料理初心者の方は料理本を使うときも最初はレシピ通りに作ってみて、徐々に自分好みにレシピを改造していくのも楽しいと思います。慣れてくるとレシピの分量を見ただけで味の想像がつくようになります。そうするとレシピはアイデアと参考程度にして始めから自分流に作れるようになります」
2.写真に撮って記録する
「写真に撮って記録するのも楽しいです。お弁当などをインスタに上げていると、写真の色合いも気にするようになるので、緑黄色野菜を取り入れるようになったりして自然と身体にも良いバランスのメニューを作るようになります」
3.道具や食器に凝る
「キッチンまわりや調理道具、弁当箱、食器なんかにこだわるのも、男のほうが凝り性だと思うので楽しいと思います」