クレジットカードの国際ブランドでありながら日本生まれのJCB。世界レベルの規模ではVISA、MasterCardに次ぐ、加盟店数3000万店以上を誇る。
そんな国内でも使い勝手がいい「JCBカード」だが、審査についてはどうだろうか? この記事では、主にJCBカードの審査期間、審査基準、おすすめのブランドなどについて解説する。
JCBカードの審査ってどうなの?
審査基準は各社によって様々で、カード取得条件も微妙に異なっている。つまり、ある人がA社で通り、B社で通らなかったのに、別の人はその逆となる可能性もあるわけだ。つまり、JCBだからといって、審査が「甘い」とか「厳しい」という判断はできない。
JCBカードの審査期間はどれくらい?
本人確認の方法によって、審査期間は若干異なる。インターネットで支払い口座を指定する方法や、カード配達時に運転免許証で本人確認する方法だと、最短で3営業日での発行となる。
上記の「3営業日」はあくまで発行の話で、公式サイトによると、手元に届くまでに約1週間かかるとのこと。申し込み内容やカードの種別によっては、これ以上の期間を必要とすることもある。
【参考】本人確認方法の種類とカードが届くまでの流れ(JCB公式サイト)
JCBカードの審査期間が長い=審査に落ちるってこと?
審査に時間がかかるケースとして見落としがちなのが、インターネットの申し込みや提出書類の記入ミス。そのほか、過去に延滞や滞納といった支払い事故を起こしていると、その確認のため時間がかかるケースもある。ただし、時間をかけて調べた結果、問題なしと判断されることもあるので、審査が長い=落ちるというわけではない。
JCBカードは土日も審査する?
審査期間は「営業日」ベースで数えられているので、土日は審査していないと考えられる。
JCBカードの審査で電話による確認はある?
JCBカードの審査では、勤務先へ在籍確認を行うことや、自宅や携帯電話への本人確認を行うため、電話がかかってくる場合がある。勤務先への在籍確認の場合は、本人が電話に出なくても済む場合が多いが、基本的に事実確認ができなければ審査が進まないので、かかってきた電話にはきちんと対応しよう。
JCBカードならインターネットで審査確認ができる
インターネット申し込みの場合、インターネットで入会判定状況の確認が可能だ。紙の申込書の場合も、対象となるカードであれば、専用サイトで確認できる。
JCBカードの審査に落ちた!? そんな時は何が起こっている?
審査がある以上、残念ながら落ちてしまうこともある。気になるのは、やはりその理由ではないだろうか。
JCBカードの審査に落ちる理由
JCBカードに限らず、クレジットカードの審査に落ちる理由は「収入と信用」だ。具体的には、以下の4つが大半を占める。
・返済能力が低い
・過去に金融事故情報がある
・多重申し込みがある
・初めての申し込みである
このうち「金融事故情報」は、返済の延滞や遅延した情報が個人信用情報機関に「金融事故記録」として保存されている状態のこと。「ブラックリスト」や「クレヒス(クレジットヒストリー)」などとも呼ばれている。
自己破産や個人再生の履歴はもちろん、カードローンやクレジットカードの返済情報、携帯電話代金や貸与型奨学金の返済状況なども、「金融事故記録」の対象となるので注意が必要だ。
【参考】知らぬ間にブラックリストに!?クレジットカードが作れない!?「過払い金請求」に潜むリスクとは
【参考】信用情報機関が記録したクレジットカードの返済履歴「クレジットヒストリー」を確認する方法
JCB CARD Wは審査が厳しい?
JCB CARD Wは「39歳以下」と年齢の上限が設定されている。保険などの特典に違いはあるが、Oki Dokiポイントが貯まりやすく、年会費無料というメリットがある。比較的、作りやすいカードといえるだろう。
JCB CARD Wの審査に落ちた!? 何が問題?
JCB CARD Wも、上述した「収入と信用」が問題となる。基本的にキャッシング枠を設定していると、それにともなって審査は厳しくなる傾向にある。特に必要ない場合は、キャッシング枠をゼロにして申し込むのも手だ。
JCB CARD Wの審査期間は?
JCB CARD Wも、最短3営業日で発行可能なカードだ。比較的、短い審査期間といえる。
JCB CARD Wの審査は電話でできる?
JCB CARD Wは、インターネットでの入会限定のカードなので電話での申し込みはできない。しかし、電話で詳細を問い合わせることは可能だ。