サウナの魅力が分かってきたところで、いざ入るとなったら知っておきたいのがこの6点。サウナでの快楽を日夜追求している男の渾身の提案に震えろ!
教えてくれる人・カーツさとう
その後に呑む酒が楽しみでサウナにハマった中年。座右の銘は「酒とサウナと男と熟女」。ダイム認定(?)サウナ界のただの虫ケラ野郎。
いや~タイトルの上のほうに〝サウナを極めた男〟なんて書いてありますが、正直ワタシなんぞまだ全然極めていないのである。
極めた人っていうのは、ここに書いてあることを、それこそなんも意識せずにやっている。
ほら、疲れた時って自然と甘いものを食べたくなるでしょ? 決して〝今日は運動して疲れているだろうから、甘いものを食べたほうがいいな〟なんて計算抜きで、甘いものを食べてる。人間の本能だ。
極めた人は、そんな感じに本能的にこういうふうにサウナに入り、結果気持ちよくなれてる。
オレなんぞ、まだまだ計算して甘いものを食べてるかのように、気持ちよくなろうと努力している中途段階。
ただ中途段階だけに説明できる。
何しろ極めた人は本能でやってるから、説明を求めても、
「えーそんなことしてたっけ? 無意識でしてたから、わかんないよ。好きに入ったら?」
という天才は技術を伝えられない事態もおおいにありうる。
そうでない非天才は、最初は意識して、こんな入り方をしてほしい。するといつかは、それが無意識の行動になり、最終的には何でそうしているかも忘れている状態になれる。
それが一番気持ちいいのだ。意識してどうしたこうしたなんてのは、サウナで一番邪魔だもん。
いつか意識しないためにまずは意識する……なんつう屁理屈も本当は早く忘れたいんだよなァ。
1. サウナの前から心身をととのえておく
満腹でのサウナが、消化器官にいくはずの血液が分散してしまい気持ちよくないことは有名だが、そんな肉体的準備以外に精神的準備も効く。その後に呑むだ仕事だ眠るだ、ちゃんと意識し〝入ったるぜ!〟と、心身ととのえてサウナに入ると、その後はやっぱりその期待していた状態に1段階深く移行できる。