生活になくてはならない家電の洗濯機。現在は各メーカーから様々な機能に特化したモデルが発売されている。今回は、メーカー別の洗濯機の特徴と使い方をご紹介する。
【参考】ドラム式、コスパ、静音性に優れた1台はどれ?一人暮らしにおすすめの洗濯機12選
ドラム型よりやっぱり縦型?買い替える前にチェックしたい最新縦型洗濯機の進化のポイント
初心者は洗濯機の基本的な使い方から覚えよう!
洗い、すすぎ、脱水を一台でこなせる全自動洗濯機。洗濯に慣れていない方は標準コースを選びがちだが、洗濯の目的に合わせてコースを選択すれば、使い勝手がよくなる。まずは基本の使い方を見ていこう。
洗濯機の使い方の手順①:コースを選ぶ
洗濯機の電源を入れたら、洗濯コースを選ぼう。標準コース、おいそぎコース、手洗いコースなど、用途に合わせて選び、洗い方や洗濯時間を調整しよう。
洗濯機の使い方の手順②:洗剤を投入する
洗剤は、スタート前に洗剤用投入口に入れよう。専用の投入口がない場合は、衣類を傷めないためにも、スタート後、洗濯物が水に浸かった段階で投入すればいい。
洗濯機の使い方の手順③:柔軟剤を投入する
柔軟剤は、スタート前に柔軟剤用投入口に入れよう。投入口がない場合は、最後のすすぎ時に入れること。洗剤と混ざると柔軟剤の効果が発揮されないので注意しよう。
洗濯機の使い方の手順④:水量を調整する
洗濯機は洗濯物の重さに合わせて水量を自動で調整してくれるが、洗濯物が濡れている時は、適切な水量にならないことがある。その場合は、手動で水量を調整しよう。
洗濯機の使い方の手順⑤:すすぎの回数を選ぶ
通常の洗濯ではすすぎは2回が基本だが、すすぎが1回ですむ節水タイプの洗濯洗剤を使う時は、手動ですすぎの回数を設定しよう。
洗濯機の使い方の手順⑥:蛇口を閉めて洗濯完了
洗濯後は、洗濯機の蛇口を閉めるのを忘れずに。開きっぱなしだと、災害時に外れて水浸しになる恐れもある。使用後は蛇口を閉めることを心掛けよう。
ドラム式洗濯機とタテ型洗濯機の特徴と使い方
【参照】パナソニック:洗濯機の賢い選び方
前述の全自動洗濯機は、洗濯から脱水までだが、最近では乾燥機能までついた洗濯乾燥機が人気だ。以降は、その主流であるドラム式とタテ型の特徴と使い方をご紹介する。
【ドラム式洗濯機の特徴】
・少ない水で洗う「たたき洗い」
・大型製品が多い
・乾燥機能が充実
・洗濯物が出し入れしやすい
・タテ型よりも高価格
【タテ型洗濯機の特徴】
・水を多く使う「もみ洗い」
・ドラム式よりも省スペース
・乾燥機能は補助程度のモデルが多い
・ドラム式よりも低価格
最先端技術を駆使した日立の洗濯機の特徴と使い方
AIが洗い方や時間を自動判断する機能など、最先端の洗濯を提案する日立の洗濯機。大流量のシャワーで汚れを落とす「ナイアガラ(ビート)洗浄」が魅力。
【参照】日立 洗濯機・衣類乾燥機
日立のドラム式洗濯機「ビッグドラム」の特徴と使い方
日立「BD-NX120Cビッグドラム」
日立のドラム式洗濯機「ビッグドラム」シリーズは、風アイロン機能が超優秀。高速風を吹きかけて、皺をのばしながら乾燥させる。1Kg程度の少ない洗濯物ならアイロンがけなしで着られるほどの仕上がりだ。AIが洗濯する衣類の状況に合わせて、洗い方や時間を自動で選んでくれるので、使い方に迷うこともない。
日立のタテ型洗濯機「ビートウォッシュ」の特徴と使い方
日立「BW-DX120Cビートウォッシュ」
タテ型洗濯機で人気が高い日立の「ビートウォッシュ」シリーズ。最新モデルは最大12㎏の大容量洗濯が可能。新機能のダニ対策コースを使えば、毛布などもより衛生的に洗える。コチラは全自動洗濯機と洗濯乾燥機の2種類をラインナップ。使い方はどちらも、用途に合わせてコースを自分で選択する。
日立のタテ型洗濯機「白い約束」の特徴と使い方
日立「NW-80C白い約束」
低価格路線の日立のタテ型洗濯機「白い約束」シリーズ。高濃度の洗剤を衣類にしみこませる“シャワー浸透洗浄”を採用している。最新機種の「お急ぎコース」は、洗濯物1㎏なら約10分で洗濯可能。少量の洗濯物をサッと洗いたい時に便利。風乾燥とあるので、乾燥できそうな気がするが、ヒート乾燥と違うので完全乾燥は望めない点に注意しよう。使い方は用途に合わせてコースを自分で選択する。