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クレジットカードに付帯する海外旅行保険を有効活用するコツ

2019.06.11

クレジットカードの中には、海外旅行保険が付帯されているものが数多くあります。
うまく活用すれば保険にかかる費用を抑えられて、とても便利。しかし、保険を有効にするために条件があったり、自分の旅行プランと補償内容が合っていない場合も。

この記事では、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する際の注意点や、低コストで補償を手厚くするためのコツを紹介します。

【関連記事】「海外旅行保険 必要」のリンクを貼る

【関連記事】クレジットカードに付帯する旅行保険と損保会社の海外旅行保険はどっちが得なのか?

自動付帯、キャッシュレスサービス、年会費無料……クレジットカード付帯の海外旅行保険で重視すべきポイントは?

まずは、クレジットカードに付帯する海外旅行保険のチェックポイントを紹介。
カードを新規発行しようと考えている方は、下記で紹介するポイントをふまえて選ぶと良いでしょう。

すでにクレジットカードを持っている方も、下記のポイントを参考に、お手元にあるカードの補償内容をチェックしましょう。

海外旅行でよくあるトラブルは「病気やケガ」「携行品損害」「賠償責任」「飛行機の遅延・欠航などの旅行事故」。カード付帯の海外旅行保険について確認する時は、これらの項目の「補償内容」「限度額」を必ずチェックしましょう。

クレジットカードの保険でよくあるのが、「死亡・後遺障害」は充実しているのに「傷害・疾病」の限度額が非常に低い、「携行品損害」の補償がつかないなど、肝心な部分が対象外になっているケース。何かあった時に気づいても、あとの祭りです。

長期滞在予定の方は、保険が有効な「日数」も確認しましょう。

知らないと大変! クレジットカードの海外旅行保険の「自動付帯」とは?

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、以下の2パターンに分かれています。

■自動付帯…クレジットカードを契約すれば、自動的に保険も付帯される
■利用付帯…対象のカードで旅行代金が支払われた時に、初めて保険が付帯される

自動付帯はカードを持っているだけでOKですが、利用付帯の場合は、そのクレジットカードで旅行代金を支払っていないと、保険が有効になりません。「旅行代金」の定義は各社で異なるので、確認が必須です。

なお、年会費無料のクレジットカードは利用付帯のものが多い傾向にあります。

あると便利な「メディカルキャッシュレスサービス」

海外旅行保険を選ぶにあたって、あると嬉しいのが「メディカルキャッシュレスサービス」。カード会社(保険会社)が提携する医療機関を利用すれば、カード会社(保険会社)が費用を負担してくれるので、その場で自己負担することなく治療を受けることができます。

クレジットカード付帯の保険の場合、このサービスは必ずあるとは限りませんが、ぜひ重視したい内容です。

家族全員に保険が効く!? 「家族特約」があるクレジットカード付帯の海外旅行保険は便利

配偶者やお子さんがいる方は、「家族特約」の有無もチェックしましょう。家族特約がついていると、カードの契約者ご本人以外に、契約者の家族に対しても保険が適用されます。

自動付帯の保険であれば、契約者本人が同行しない海外旅行でも、ご家族に旅行保険が適用されます。

ただし、カードによって対象者の条件(年齢など)が異なるので注意しましょう。
なお、家族特約はゴールド以上のランクの高いカードや、年会費有料のカードについている場合が多いです。

家族特約の対象外となる家族がいる場合は、「家族カード」を作ることでこれをカバーすることも可能です。

【関連記事】本人名義のクレジットカードで本当に家族の旅行保険もカバーできるのか?

年会費無料のクレジットカードは海外旅行保険の内容が不十分なことも

年会費無料でも、海外旅行保険を付帯したクレジットカードは数多くあります。しかし、利用付帯型である、補償額がイマイチ少ない、家族特約がついていないなど、“かゆいところに手が届かない”ことが大半。年会費がタダなのですから、値段相応といえます。

現在所有しているクレジットカードでは補償が物足りない場合は、比較的安価な年会費で利用できるクレジットカードに申し込んだり、別途、保険を「上乗せ」しましょう。

補償が手厚くなる! クレジットカード付帯の海外旅行保険、便利な使い方

クレジットカード付帯の保険では補償内容が心もとない場合は、複数枚のカードの保険を併用したり、欲しい補償だけ保険会社の海外旅行保険に加入するといった方法がおすすめです。

カードを複数枚持っている人におすすめ! クレジットカード付帯の海外旅行保険は併用できる

ほとんどのクレジットカードが、「死亡・後遺障害」を除き、補償限度額を合算することができます。

ただし、所有しているカードが全て利用付帯型の場合、全クレジットカードの保険適用条件を満たすのは大変です。併用する際は、自動付帯のカードもあると良いでしょう。

クレジットカード以外の海外旅行保険を上乗せする方法もおすすめ

保険会社が提供する海外旅行保険に加入して、クレジットカード付帯の保険の補償を上乗せするという方法もおすすめです。

「フリープラン」「カスタマイズプラン」など、欲しい補償だけをバラ掛けできる保険会社もいくつかあります。バラ掛けはセットプランよりも費用を抑えることができます。

特に、医療費が高い国に行く方は「上乗せ」をしたほうが安心です。

付帯する海外旅行保険で比較! おすすめのクレジットカードは?

最後に、クレジットカードの中でも人気の高い「エポスカード」「JCB一般カード」「楽天カード」に付帯する海外旅行保険の内容を比較してみました。

この記事でポイントとして挙げた観点を中心に比較していますので、詳細は必ず、各社の公式サイトで確認しましょう。

なお今回は、全て一般カードで比較。いずれも携行品損害の免責(自己負担)は3000円です。

エポスカードに付帯する海外旅行保険

エポスカードは年会費無料ですが、補償内容も充実していて、何より「自動付帯」という点が魅力です。「死亡・後遺障害」以外は合算も可能なので、保険の観点でいえば、ぜひ1枚は持っておきたいクレジットカードでしょう。

傷害治療費用は200万円(1事故の限度額)、疾病治療費用は270万円(1疾病の限度額)、賠償責任は2000万円(1事故の限度額)、携行品損害は20万円(1旅行・保険期間中の限度額)。

期間は「1旅行につき最長90日間」です。

【参考】海外旅行傷害保険(エポスカード)

エポスカードの海外旅行保険で保険金を請求! 必要な書類は?

エポスカードに限った話ではありませんが、保険金請求に必要な書類は、事故の内容によって異なります。各社の公式サイトでチェックしましょう。
出発前に印刷するなどして、必要書類をすぐ確認できるようにしておくのがおすすめです。

【参考】保険金請求に必要な書類(エポスカード)

JCBの一般クレジットカード「JCB ORIGINAL SERIES」に付帯する海外旅行保険

JCB一般カードの海外旅行保険は、利用付帯です。Web明細サービス「MyJチェック」に登録し、事前に旅行費用をJCB一般カード支払うなどの条件を満たす必要があります。

傷害治療費用・疾病治療費用はそれぞれ200万円(1件の限度額)、賠償責任は2000万円(1事故の限度額)、携行品損害は20万円(1個あたり)。期間は「最長3か月」です。

【参考】JCBカードのおすすめ保険(公式)

楽天の一般クレジットカード「楽天カード」に付帯する海外旅行保険

楽天カードの海外旅行保険は利用付帯で、日本を出国する以前に旅行代金を楽天カードで支払うことが条件です。ただし、空港までの移動の交通費でも保険は有効になるので、コストは比較的少なく済みます。

年会費無料ですし、「死亡・後遺障害」以外の合算も可能なので、利用付帯のカードの中ではおすすめの1枚といえるでしょう。

傷害治療費用・疾病治療費用はそれぞれ100万円(1件の限度額)、賠償責任は2000万円(1事故の限度額)、携行品損害は1旅行中20万円限度・保険期間中100万円限度額(携行品1つあたり10万円限度)。

期間は「1回につき最長3か月」です。

【参考】海外旅行傷害保険(楽天カード)

クレジットカード付帯の海外旅行保険をうまく利用しよう

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、利用付帯の場合は条件付きですが、いちいち保険に申し込む必要がないところもメリット。

複数のクレジットカードを併用したり、バラ掛けで保険会社提供の海外旅行保険を利用したり、うまく使えば低コストで安心を得ることができます。

この記事を参考に、お手元のカードを確認するか、あるいは海外旅行に便利なクレジットカードの発行を検討してみてください。

文/bommiy

※データは2019年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※商品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

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