住宅ローン事前審査の必要書類は?
ネット銀行などでは、事前審査の段階で書類の提出を要求しないところもあるが、大半の銀行では以下のような書類を必要としている。
まず、「事前審査」の申込書が必要になる。それに免許証や健康保険証などの「本人確認書類」も必要だ。
そして、「収入を証明する書類」。サラリーマンなどの給与所得者の場合は「源泉徴収票」、自営業者などの場合は「確定申告書」などがこれに当たる。
物件の確認資料も必要だ。もっとも、上でも書いたように、事前審査の段階ではチラシやパンフレットのようなものでも構わない。
必要書類は、銀行によっても異なる。実際に申し込む銀行で確認しよう。
住宅ローンの事前審査に落ちた! 失敗を次に活かすために大切なこと
住宅ローンの事前審査に落ちてしまうこともある。その場合は、どうすればいいだろうか?
住宅ローンの事前審査に落ちた理由を分析する
事前審査に落ちた場合、まずはその理由を分析しよう。ただし、審査をした銀行では理由を説明してくれないので、自分なりに推測するしかない。返済負担率が高すぎなかったか、信用情報に問題はなかったかなどを検討してみてほしい。
審査をした銀行とは、別のところで話を聞く方法もある。次に審査を受ける銀行で、「○○銀行の審査を通過できなかったのですが、何がいけなかったのでしょうか?」といった形で聞くと、有益なアドバイスを受けられることもある。
住宅ローンの事前審査に落ちたら条件を見直して別の銀行に申し込もう
事前審査に落ちたら、条件を変えて他の銀行の審査を受けてみることをおすすめする。
融資上限を下げたり、自己資金を増やしたりできれば審査に通りやすくなる。また、一般的に金利などの条件がいいローンは、審査も厳しい。審査に通ることを目的にするなら、多少、金利が高い住宅ローンに申し込むのも1つの手だ。
住宅ローンの事前審査は自分でも申し込める
住宅ローンの事前審査は、不動産会社などから紹介してもらった銀行に申し込む場合が多いが、自分で申し込むこともできる。
不動産会社に申し込みを依頼すると、どうしても手数料がかかってしまう。少しでも費用を節約したいなら、自分で手続をするといいだろう。
ただし、不動産会社は、審査に通りやすい住宅ローンを把握していたりもする。審査に落ちた場合は、不動産会社を頼ったほうがいいかもしれない。
住宅を購入しようと思い立っても、住宅ローンをいくら借りられるかわからないと、計画を立てることは難しい。購入を検討している人は、この記事を参考に、早めに住宅ローンの事前審査に申し込んでみよう。
文/ねこリセット
※データは2024年5月下旬時点での編集部調べ。
※本記事は住宅ローンを推奨する目的はありません。あくまで自己責任・自己判断でご利用下さい。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。