■連載/ムッシュ・フジタの5分でできるおつまみレシピ
巷でなんとな~く聞く『薬膳』という言葉。一般的知識としては、漢方的な何かでとりあえず体にいいんだろうな~、ぐらいの認識かと思います。でもこれ、実はかなり深く追及された中国医学から由来しており、あらゆる食材を陰陽と五行(木・火・土・金・水)に区分し、それぞれの食材が持つ効能を十分に理解して活かしながら料理するという、かなり理にかなった食事法なのです。これより詳しくは本格的に陰陽五行の関係性から説明しなければいけないので割愛しますが、とにかく薬膳が唱える効能ってかなり期待しちゃっていいってことなんです。
そして、今回紹介する料理はみょうがとしそを使っており、不用意に冷えちゃったカラダをしっかり温める効果がそれぞれにあるので、これからの季節の梅雨冷えや冷房冷えしたときにはぜひお勧めの一品です。『なんだか冷えから来る体調不良だな~』と感じたときには、ぜひこのレシピをどうぞ!
それでは、さっそく作りましょう!
用意する食材はコチラ!
ささみと梅の薬膳和え
-材料- 原価
・ささみ 2本(60円)
・みょうが 1本(70円)
・大葉 3枚(30円)
・梅干し 3個(50円)
・料理酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
※鍋にお湯を沸かしておく
(材料費 約210円。調味料等は材料費に含めず)
それでは、お料理タイムアタック、スタート!
【0:00スタート】
1、沸かしておいたお湯でささみを1分~1分半ほど湯がく。湯がけたらザルに空けて粗熱を取っておく。
★POINT
しつこく湯がき過ぎるとささみが硬くなってしまうので、ささみを入れて再沸騰させた後、1分程度湯がくぐらいとしましょう。
【1:30経過】
2、みょうがは縦2つ割りにしたのち、薄めのスライスにする。