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使っていないクレジットカードは即、解約すべき理由

2019.06.02

みなさんはクレジットカードを何枚持っていますか。

1枚から3枚と少ない枚数であればシーンに合わせて使いこなすことができますが、それ以上となるとメインカード以外で使いこなすのが大変だったり、使うのを忘れてしまったり、使わずにただ持っているだけのものもあることでしょう。

キャンペーン内容が魅力で思わず入会してしまったクレジットカードなどをはじめ、使っていないクレジットカードは年会費無料といってもリスクが生じるので思い切って解約するのが良い選択です。

今回は使っていないクレジットカードを持ち続けるリスクと、整理や処分方法について確認していきましょう。

使っていないクレジットカードを持っていることで起きる5つのリスク

年会費無料でも使っていないクレジットカードを持っていることで下記のようなリスクが出てきます。

(1)盗難・不正利用の危険性

使っていないクレジットカードを自宅に置きっぱなしで空き巣に入られ盗難、さらに不正に利用されることはないとは言えません。さらにクレジットカードの存在を忘れていて盗難に気づかない、どこのどんなクレジットカードだったか覚えていない場合、思い出すまでクレジットカード会社に連絡するのが遅れてしまいます。

今は盗難・紛失、不正利用の感知システムや補償が付いているクレジットカードが多いですが、それでも連絡のやりとりの手間は出てきますので気を付けておきましょう。

(2)ポイントが分散

メインカードのポイントプログラムに移行できるサブカードであれば問題はありませんが、できないタイプの場合はポイントが分散してしまい貯まりにくく使えなかったり、有効期限が過ぎて失効してしまったりというデメリットがあります。

ポイントを上手に貯めるなら、メインカードのポイントプログラムに移行できるタイプなのか、商品などに交換できる下限ポイントはいくつなのか確認しておくと良いでしょう。

(3)利用限度額の増額が難しい

クレジットカードには利用できる限度額が設けられています。

メインカードにしたいと作った1枚目は50万円だったのに、やっぱりこっちをメインカードにしようと作った2枚目は20万円、サブカードにと考えた3枚目は10万円… など枚数を重ねるたび、利用限度額が小さくなってはいませんか。

クレジットカードの利用限度額はクレジットカード会社があなたに許した利用額です。万が一、3枚とも50万円にしてしまい全額使ってしまったら、満額利用になったときに返済してもらえるかという不安がクレジットカード会社には残るため、利用限度額は発行枚数が重なる度に小さく設定されることがあります。

多くクレジットカードを持っていることで、これをメインカードにしていこうと思っても限度額が少なく使いづらい… とならないためにも、使っていないクレジットカードは解約しておくと良いでしょう。

利用限度額が小さいクレジットカードを何枚も持っているよりも、大きな限度額のクレジットカードが2枚ある方が頼りになります。

(4)新規クレジットカードの発行に響く

クレジットカードは申し込み後に審査があります。

例えば年会費無料で旅行保険が付いている、利用限度額50万円のクレジットカードを使わずに持っていた場合、クレジットカード会社は稼働がないために収益を得られません。

そのため、次回同じ系統のクレジットカードに申込まれたときに発行を見送られたり、持っているクレジットカードの合計限度額が既に大きいことから発行不可となったりするケースも考えられます。

クレジットカードは自分のお金に対する信頼度で発行されていると言っても過言ではありません。

(5)管理がストレスになる

Aカードは紙の明細書発行で引落口座はゆうちょ銀行、BカードはWEB明細で引落は三井住友銀行、Cカードは紙の明細書発行で引落はみずほ銀行、暗証番号がクレジットカードによって異なるというのは一見、盗難や不正利用のリスクに備えられおり、使ったときにその銀行口座へ現金を入金すれば良いので管理がしっかりとできるならおすすめです。しかし、管理が苦手な方がこの方法を取ると明細書の変更や入金の手間がストレスになってしまいます。

また残高が足りないのに入金を忘れ、支払えたのに延滞ということも起きるので、気を付けておきましょう。

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