小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

欧米で人気の複合レストラン「フードホール」は日本の外食市場に浸透するか?

2019.05.27

フードホール

 グローサラント、フードコート、フードホール——あなたはこの3つの違いを言えますか? ちゃんとした定義があるわけではありませんが、グローサラントは、店内で売っている新鮮な肉や魚を調理して、イートインで客に食べさせる大型スーパーマーケット。フードコートは、中央の共通席の周りをたくさんのファストフードが囲んだセルフ・サービス方式の食堂。フードホールは、ひとつの空間の中に手のかかった料理を出す複数の店と客席があり、どの店の前に座っても他の店のメニューが注文できる複合レストランを指す。

 フードコートとフードホールの違いがわかりにくいので、そこだけもう少し詳しく説明しておくと、アメリカ生まれの、庶民的で酒を出さないファストフードの集合体をフードコート、ヨーロッパ生まれでそこそこ高級で酒を出すちゃんとしたバールやレストランの集合体をフードホール、と言います。

 そして今回は、日本に続々誕生する大型商業施設(業界では「ヤカタ」と呼ばれています)に必ずと言っていいほど組み込まれているフードホールのお話です。

 フードホールは、生まれはヨーロッパですが、爆発的に流行ったのはニューヨーク。ニューヨークの最初のフードホールは、マンハッタン島南部の、昔は食品工場が集まっていたチェルシー地区のナビスコ工場跡に1997年に誕生した『チェルシー・マーケット』と言われています。連続した屋内空間にバールやレストランが何軒も連なったこのマーケットは、その華やかな雰囲気から、たちまちニューヨーク屈指の観光スポットに成長。昨年2月には、その向かいにオフィスを持つグーグルに、24億ドルで買収されました。

『フードホール ブラスト!』『フードホール ブラスト!』は、東京の南新宿と、大阪の御堂筋沿いに2月に同時オープンした、カスタム・ピッツァ、タコス、バーベキュー・グリル、カフェ、ロゼワイン・バー、クラフトビア・パブの6店の集合体。コーヒー豆は自家焙煎、ピッツァは粉から店内でこねるなど、調理は手をかけています。経営は6店ともK& BROTHERS直営。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。