小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

灼熱の夏キャンプ、どう耐える?温度の上昇を抑えるテントやタープの選び方

2019.05.25

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

体力を奪う暑さから身を守る新テクノロジー

毎年、5月になると日本では夏日を記録する都市が現れる。

今のところ「記録的な猛暑となった2018年に比べ、2019年の夏は落ち着く。むしろエルニーニョ現象で冷夏の可能性もある」と予想されているが、九州地方ではすでに4月中旬に夏日を記録しており、エルニーニョだとしても暑い日は暑い! 高原のキャンプ場であっても、テント内の気温はグングン上がる。

そのためだろうか、近年のトレンドは熱対策ができるテントやタープだ。

布一枚で雨や熱を遮るテントやタープは、厚手であるほど効果が高い。

厚手コットンで通気性を確保できるもの、比較的厚めの化繊に遮光加工を施したものが人気だが、いかんせん重い。

そこで注目を集めているのが、薄手化繊でも遮熱効果が高いテントとタープだ。

コールマンが採用したのは遮熱製生地を用いた「ダークルームテクノロジー」で、試験によると紫外線を99.99%遮断する遮熱製生地とそうではない生地では最大11℃もの差があったそう。

もっとも、テント内の暑さは、生地だけではなくテントのサイズ、ベンチレーターの位置や形などによっても異なる。

コールマンの同等製品のテントとこのダークルームテクノロジーのテントとの比較実験では、最大温度差が13.5℃となったというから頼もしい。実際に気温25℃を超えた日のイベントで、同じ形状のスタンダードなテントとダークルームシリーズのテントに入って比べたところ、明らかに蒸し暑さの度合いが異なっていた。

これはダークルームテクノロジー採用の生地を用いたシェルターにサイドウォールを取り付けた状態。生地の裏面が黒く、全面を閉じれば、周囲の光をほとんど通さない。

夏の朝は5時過ぎから明るくなる。長距離運転やアクティビティで疲れたときは遅くまで寝たくても寝ていられないが、このように光の影響を受けないテントであればゆっくり休めるというわけだ。

写真の2ルームのような大型テントであれば、前室を開放して後部ドアも開け放てばインナーテント内の風通しがよくなり、いっそう涼しく休める。昼寝が必要なベビー連れも安心だ。

インナーテント内には採光用のクリアウインドウが付いており、採光したいときや寒い季節はここから日差しを取り入れて調整できる。

半面、小型のポップアップテントを試した男性は「狭いところや暗いところは苦手。2人用テントでこの暗さはちょっと怖い」と感じたそう。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。