小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ニコンZマウントの超広角ズーム「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」は普段使いもできる優等生だ!

2019.05.18

グリーンの発色も良く超広角の歪みも抑えられている

超広角レンズで気になるのが、歪みと周辺光量が落ちで、四隅が暗くなること。最近のカメラは交換レンズから、補正データを受け取って電子的に補正、JPEGで撮影すれば補正済みのデータが記録される。『Z6』にも周辺光量を補正する4段階のヴィネットコントロールがある。さらに自動ゆがみ補正、回折補正もある。作例撮影では、これらの機能を全てOFFで撮影することが多いが、私は基本、全てONにしてJPEG撮って出しにしている。段階があるばあいは、標準を選択、もしあればオートにしておく。

デジタル補正の威力は絶大で銀塩カメラ時代では24mmでも周辺光量が盛大に落ちて、歪みも出ていたのだが『NIKKOR Z 14-30mm f/4 S』はズーム全域で歪みが補正され、建物が不自然にならない。これによって超広角レンズのクセが抑えられ使いやすくなっている。周辺光量落ちに関して、私はあまり気にならないのだが、本格的に補正するなら、RAWで撮影して純正アプリで補正するのがオススメだ。

広々とした温室の全景。14mmで撮影しているが不自然な歪みはなく四隅までシャープである。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/180sec、F4、ISO100、14mm

14mmでも絞り開放のF4にすると被写体までの距離によっては背景をボカせる。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/60sec、F4、ISO100、14mm

最短撮影距離まで寄って24mmで撮影。フワフワとした産毛状の葉の柔らかい質感が出た。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/250sec、F4、ISO100、24mm

チルト液晶を使ってローアングルから狙った石仏。水準器で水平もチェックしている。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/180sec、F4.8、ISO100、24mm

露出補正プラス1で明るくした深大寺山門。ややパースが強調されるが14mmとは思えない歪みの少なさである。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/250sec、F4.8、ISO100、14mm

深大寺窯で焼かれた土産物。30mmで撮影すれば標準レンズなみに歪みは少なくなる。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S Nikon Z6 1/250sec、F4.8、ISO100、30mm

上が『D800』に24-120mm f/4の50mm相当で撮影。下が上の作例。大きさを揃えるため表示倍率を変えてある。色合いは似ており、どちらも高解像度で、歪みも少ない。

写真・文/ゴン川野

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。