3人に1人が「副流煙対策をしている」
非喫煙者を対象に「副流煙から身を守るために何か対策をしているか?」という質問が行われたところ、約3人に1人が「はい」(34.9%)と回答した。
また、対策内容」について尋ねる調査が行われたところ、「喫煙所に近づかない」(73.3%)が最も多く、以降、「禁煙の場所にしか行かない」(18.3%)、「マスクをする」(4.0%)と続く。
喫煙者に対しては「非喫煙者に対する副流煙を意識するか?」という質問が行われたところ、8割近くが「はい」(79.6%)と回答。「どのようなことを意識しているのか」という問いでは、「意識して非喫煙者の前では吸わない」、「意識して煙を非喫煙者に行かないようにする」といった意見が9割を占める中、「意識はするが行動に移せていない」、「全く意識していない」などの意見も少数ではあるものの見受けられた。
健康被害の訴えは全喫煙者へ
「副流煙の健康被害について意識していること」について尋ねる調査が行われたところ、「分煙・禁煙スペースをはっきりとする」(53.2%)が最も多く、「タバコを止めるべき」(20.9%)、「最低限子どもが近くにいるときは吸わないようにする」(13.0%)などがあり、「あまり意識したことはない」(12.2%)はごく少数になった。
喫煙者であっても非喫煙者であっても、副流煙の健康被害に対する意識が高いことがわかった。そこで「現在健康に気を付けて何かしていることはあるか?」という質問が行われたところ、半数以上が「はい」(50.7%)と回答した。