飲食店、会社内、その他公共空間へ広がり続ける「全面禁煙」「完全禁煙」の潮流。愛煙家にとっては肩身が狭く、逆に嫌煙家にとっては理想のセカイが実現しつつある。
とはいえ、まだまだ完全な禁煙化には至っておらず、場所によっては煙が立ち込め、「副流煙」のリスクが生じてしまうケースも少なくない。
そこで今回、「副流煙対策」をテーマにした、喫煙者・非喫煙者を対象にしたアンケート調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。
副流煙問題は総じて意識が高いという結果に
喫煙者と非喫煙者を対象に、「タバコの副流煙は気にするか?」という質問が行われたところ、全体で7割以上が「はい」(73.3%)と回答した。非喫煙者は8割以上が気にしており、喫煙者に関しても6割近くの人が気にしているという結果になった。
また、「タバコの副流煙で気になること」について尋ねる調査が行われたところ、「健康への影響」(49.6%)が最も多く、次いで「ニオイがつく」(38.2%)、「食事がおいしくなくなる」(7.4%)となった。