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胸の谷間があると女性のアクティブ度、ポジティブ度が向上するってホント?

2019.05.10

<測定方法>

VAS法※による、「情緒」に関する10項目のアンケートと、「着用感」に関する4項目のアンケートを、Xブラ着用時の実験後、またYブラ着用時の実験後、それぞれで実施。Xブラ着用時とYブラ着用時で、有意な差があるかどうか検証が行われた。

※VAS(Visual Analog Scale)法
感覚や感情の強度を評価する際に用いられる手法。白紙に100㎜の横線を引き、左が「最も良い」、右が「最も悪い」とした場合、現在感じる状況はどの程度かを縦線で引いて示す方法。右から何㎜の場所に縦線が引かれたかを定規で測り、その数値を比較検証する。

実証実験者 古賀 良彦 杏林大学名誉教授 コメント

ブラジャーを着用し谷間をつくるという行為が、脳や自律神経の機能、そして自分自身の気持ちにどのような影響を与えるかを検証したのが今回の実験です。

予測したよりはるかに顕著な結果が得られ、脳の機能は活性化し、特に言語によるコミュニケーション能力が高まること、さらに自律神経の活動が程よく亢進することが明らかになりました。気持ちはポジティブになり、活力が増すことも分かりました。

胸の谷間は通常衣服に覆われているものの、谷間が強調されているという自覚を持つことによって、自身が女性であるというアイデンティティが強まり、積極性やハッピーな気持ちがもたらされたものと推察されます。

そのような気持ちの変化を支える脳や自律神経の働きも活性化されることが客観的に示されたことが、この研究の成果だと思います。

<古賀良彦先生 プロフィール>
昭和46年慶應義塾大学医学部卒業。昭和51年に杏林大学医学部精神神経科学教室に入室。平成2年に助教授、同11年に主任教授。現在は、同大学名誉教授。日本催眠学会名誉理事長、日本ブレインヘルス協会理事長、日本薬物脳波学会副理事長、日本臨床神経生理学会名誉会員。専門分野は、香りや食品が脳機能に与える影響の精神生理学的研究。

■実験概要
• 実験施行日: 2019年3月21日
• 実証実験者: 古賀 良彦 杏林大学名誉教授 医学博士
• 調査対象 : 20代の女性、9名
• 被験者条件: 右利きの方、胸の手術等を経験されていない方、実験時健康に問題がない方
• 検証方法 : ①前頭葉血液量測定実験(前頭葉16部位の血液量比較)
②自律神経 効果測定実験
③情緒測定アンケート(VAS)
《実験検証方法の詳細は、3ページ目以降に記載》

出典元:株式会社ワコール

構成/こじへい

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