200以上の電子書籍ストアへ配信する日本最大級のサービス
デジタルコミック市場が拡大するにあたり、Kindle一強時代は終わり、したがって、Kindleだけにまんがを登録するだけでは、世間様には、幅広く作品を見てもらえなくなってしまいました。
しか~し! ナンバーナインさんに、「電子書籍配信代行事業」サービスを依頼すれば! 以下のメリットがあるのでありマス。
●専属契約ではないため、他社との契約も可能
専属契約に縛られるのがイヤな人には福音です。とは言え、出版社の専属作家に一度はなってみたいものですが。まだ接点すら持てていません。
●最短三週間で配信可能
デジタル化された完成原稿など、諸条件がそろっていれば、いちはやく電子図書を配信可能です。
●初期費用、固定費の支払いは一切不要
売り上げの一部から諸経費は賄われますので、作家の手出しは一切ゼロ。これは有り難いです!ようするに作家は絶対損しないのです。うまいハナシすぎるようですが、本当のハナシです。(ただし、まんがの売り上げが一円もなければ、収入はゼロです。ワタクシ的には、とりあえず売り上げ3桁円の大台を目指したいと思います)
さらに・・・。
☆パソコンから、いつでも売り上げを確認することが可能
☆独自の売り上げ管理システムによりストアと自分の作品の相性が分かる
☆業界最多の配信ストア数
☆個人では配信不可能なストアも配信可能
☆表紙・ロゴデザインの作成も可能
☆先生と呼んでくれる
……とまあ、なんとも至れり尽くせりなんですね~! 個人で細々と、電子図書を配信する時代は、もはや終わったのかも・・・?
と、いう訳で早速、同社サイトの専用フォームで、「電子書籍配信代行事業」サービスの依頼をしてみました。ポチッとな。
https://no9.co.jp/contact/manga
すると、ただちに、担当の方からメールが届き、実際に原稿をどうやって納品するか、まんがのページの構成はどうするか、電書化のプランをどうするか、といったさまざまなやり取りを行うこととなりました。ちなみにここで、♫生まれ~て初め~て~♪「先生」と呼ばれて、思わずニンマリ。気分は漫画家!
ちなみに「電子書籍配信代行事業」サービスは、
●まんががすでにデジタル化された原稿であれば、それを電書化して配信するライトなプラン
●まんがの原稿がアナログなので、スキャンして、写植や目次まで入れてもらう、全部おかませプラン
を選ぶことが可能です。
筆者はすでに、すでに写植まで入ったデジタル化済みの原稿を持っていましたので、ライトなプランでお願いすることにしました。(ちなみにライトなプランの方が、手数料が安価です)画像データは、jpgや、psd(Adobe Photoshopデータファイル)など、汎用的で一般的なフォーマット形式で保存したものを送付するのが良いでしょう。
ファイル転送サービス、もしくはクラウドドライブサービスなどで、原稿データを送ったあとは、編集作業をしてもらって、完成データをじ~っと待つだけ。その後、EPUB(国際電子出版フォーラムが策定した、オープンフォーマットの電子書籍ファイルフォーマット規格。)化された原稿の見本を送ってくれるので、内容を校正して、ゴーサインを出したら、いざ配信開始! カンタン! ベンリ! いわき!
拙作「でじ@おた!」は2019年5月中旬頃から、順次、全国約200の電子図書サイトに配信されますので、今すぐ検索検索ゥ! (kindleの配信は5月末頃を予定)
お値段たったの100円です! 野望のために安価に設定しました!
……100円でも高いって? ぐぬう。
プロの漫画家を目指すITライターが見つけた「電子書籍配信代行事業」サービス。
ついに、プロ漫画家になれる野望を達成することができるのでしょうか?
……刮目して待て!
※資料・画像引用 筆者自身の撮影によるもの、もしくはメーカー・販売店サイト、またはwikipediaなど。
※本記事は、執筆時点でネットに公開された資料や取材による情報に基づく商品やサービスの異訳調の紹介風なエッセイとなりますが、筆者及び編集部はその内容や継続性等を保障するものではございません。
※本記事に登場する、登場人物のキャラクターや言動は炎上しそうな箇所はおおむねフィクションです。
文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com